約10年前、車で人身事故を起こしたことがある。
10月末の雨の肌寒い日の夜。後ろからついてくる遊ぶ予定にしてた友人を気にしながら運転をしていたところ、道路の真ん中を歩く黒い人影が突然現れました。
あわててハンドルを切ったのですが、ドアミラーに体がぶつかり、その拍子でその人の顔面が助手席と後部座席のドアの間にぶつかり、2週間ばかし病院送りにしてしまったのです。その時時速30K出てるか出てないか位だったけど、倒れてからしばらく起きなかったので「(人生が)もう終わった」と思いながら救急車を呼んだ後、警察の調査を受けていました。
その時後ろにいた友人はもう一人の友人に電話。
今回はその電話の彼の事。
彼はその電話の後すぐに駆けつけてくれました。で、持ってきてのが
彼の妹のスキーウェア(当時中学生)
そして興奮気味に
「着ろ!寒いからとにかく着ろ!!」
着れられるわけ無いじゃん…そんな小さいの…(心の声)
その気持ちをむげに断るわけにもいかず
「ありがとう、借りるよ。寒くなったら着させてもらう」ともらいましたが、着ようとしないので
「早く着ろよ!、こんな時に…お前風邪引くぞ!!」と大まじめ。
思わず笑ってしまいました。
俺以上にパニックってる…。(心の声)
不安に駆られている時にそんな彼の訳の分からない励ましで冷静さと落ち着きを取り戻してもらった。そして彼は家族の車に乗って帰る最後の最後まで一人付き添って励まし続けてくれたのだ。
当事者よりもパニックになってた彼だったけど、そんな気持ちが何よりも嬉しかったし、心強かった。
今でも感謝している。
後日談:その時の事を彼に聞くと「あんまり覚えていない。ご飯中に電話もらった後とにかく何かして助けてやらなくては!っていう気持ちで、急いでその辺にあったものを持って行った」らしい。今となってはもう笑い話だ。
安全運転をしましょう。
