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「鯖街道」

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みなさんどんなGWでしたか?カレンダー通り休みの方、みんなが休む時に働く方、GWなんてまったく関係のない方、いろいろでしょうね。
もう何年も会っていなかったご婦人(over 60's)に「相変わらず若いね~。18、9くらいに見えるね~。」と言われたキッスィです。さすがにウソっぽかったです。

食べ物って人間にとって生きていくためには不可欠なものじゃないですか。
でも、最近ではメタボリックという言葉もよく聞くようになりました。生きていくために必要な食べ物によって生きていくことがで困難になっていく。なんだかおもしろい(語弊あるかもしれませんが)現象だなーと思いました。
食べ物って同じものでもところ変われば調理方法も変わります。その地方独自の郷土料理はその土地でその食材の持ち味を生かした方法で調理されています。同じ食べ物・・・例えば魚介類だったら、海の近くではそのまま食べているものでも、内陸部では保存のきく調理されていたりして、その変わりっぷりに驚かされます。

鯖はその典型的な例でしょうね。

今住んでる京都からこの間、敦賀までふらっと行ってきました。JRの新快速電車が関西エリアから敦賀まで延長運転されるようになって、アクセスしやすくなりました。乗り換えなしで行けるのはそれはそれは魅力的です!
まぁ青春18切符が余ってたし、消化したかったのが一番かも・・・。

目的は日本海の海の幸。行きながら、福井の若狭地方から京都まで鯖街道って呼ばれてるんだよな、と思い出しました。
鯖街道・・・若狭の海で獲れた鯖に塩をまぶしたものを籠に詰めて背負い、夜を徹して京都へ向かう道はいつの頃からか「鯖街道」と呼ばれるようになったそうです。

鯖街道を調べていて気づいたことがあります。
鯖って“生き腐れ”と言われるほど腐りやすいから、それを防ぐために塩で日持ちできるようにして、京都の人たちにも新鮮とは言えないけれど食べてもらおう、という考え方なのかなと思ってたんです。
でも、鯖街道には“京は遠ても十八里”という言葉が街道沿いに残っているそうです。この言葉って京都は遠いとは言っても十八里(約70km)、たかが70kmでしょ!という意味合いだと受け取れるんです。ということは、なんとかしてこの鯖を新鮮な状態で京都の人に食べてもらおうという心意気を感じませんか!?だって、腐るのが早いなら海に近い地域だけで食べたらよい話で、それをわざわざ京都の人にも食べてもらおうとしたその気持ちに感服でした。
さらに調べると、一人の人が若狭から京都に運ぶのではなくて、宿場→宿場→宿場でリレー形式で運ばれていたとも書いてありました。

それが現在では京料理の中でも有名な鯖寿司になっていったんでしょうね。偶然にもGW中に京都の鯖寿司頂きました。竹の皮に包んであってご飯も凝縮したかんじで食べ応えのあるお寿司でした。冷蔵庫で数日は持つんですって。

京都で食べた鯖寿司もおいしいですけど、敦賀で食べた焼鯖寿司もこれまたおいしかったぁ!
京都のは熟成した感じだとすると、敦賀のは新鮮な鯖をすぐ焼いて寿司にしました、て感じです。焼き目が香ばしくてご飯も京都のに比べたらふわっとしてあっさりしています。

このような同じ食材でも違う調理。鯖街道がなければこれは実現しなかったことです。
写真のように線路がちゃんとあって行きやすい道筋ではないと思います。その険しい道を鯖というバトンでどんどん運ぶすがたは、運び屋さん(言い方まずかったでしょうか…汗)からすると、見ず知らずともいえる自分が生きていくために、一生懸命やってくださったことですよね。線路のようにずっと続く鯖街道を鯖というイノチの源をバトンとして自分にまで至る。支えられてでしか生きていないんですね、人間って。

若狭⇔京都の鯖街道とは違う鯖街道が今あるんだって。

ノルウェー⇔日本
ノルウェーから鯖を輸入してて、この日本への空路を「現代の鯖街道」と呼ぶこともあるそうです。グローバル化してるとはいえ、それも現実だろうねぇ。

コメント (2)

キッスィ。:

らめ子さんコメントありがとうございます。

鯖ってとてもデリケートな食べ物なんですね。でもそれを何とかして広めようとした海沿いの方々の意気込みや力強さを感じました。

実は大学の時、シメサバにあたったことがあるんです・・・。それからしばらく苦手だったんですが、数年のブランクを経て鯖寿司を食べたら、むしろ好きな食べ物になっちゃいました!

アタシが小さいとき、鯖は缶詰でしか食べたことがありませんでした。田舎が青森なので魚介類は大抵のモノが生だったりしたのですが、そういえばあんまり鯖って見かけないかも。その頃の鯖って言ったら「味噌煮の缶詰」でしたね(´∀`)
おすし屋さんに行って初めて「シメサバ」、大学時代のバイト先の小料理屋で初めてお刺身を見たカモ。

鯖のお話、勉強になりました

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