「この世であと最後に一食しか食べられないとしたら、何を食べたいか」こんな質問を友人からうけました。
皆様は何を想像なされますか?
私はその時に「鶏の唐揚げ」が頭に浮かびました。それとともに、小学校時代のなつかし話も一緒に思い出しました。
その出来事は、いま大人気の「がばいばぁちゃん」ではないですが、小学校4年生の運動会の時でした。当時私の学校の運動会では、校庭にシートをひいて家族で一緒にご飯を食べる習慣があったのです。いつも大きな弁当箱の中には、鶏の唐揚げがあったのです。当時、おいしいものは最後に食べるタイプだった私は、大好きな唐揚げを最後に食べようと楽しみにしていたのです。
最後の楽しみの前に手を綺麗にしてからと、トイレに行ってから唐揚げを食べようとしたのです。トイレからワクワクしながら戻ってみると、楽しみにしていた唐揚げが1つも残っていなかったのです。
ショックでした。今でもその時の状況は忘れられません。
それ以来、おいしいものは最初に食べるようになりました。それとともに、「鶏の唐揚げ」にして熱い思いを抱くようになったのです。
今回、同じ質問を友人たちにしました。
すると、みんなが一様に、幼少の頃に家族と一緒に食べたカレーライスなど懐かしの味なんですよね。つまり、思い出のつまった味なんです。「最後に何が食べたいか」といわれて、リッチなフランス料理を食べたいという人はいなかったのです。
「贅沢って何なのか」改めて考えさせられました。
本当の贅沢とは、家族や身近な人な気の置けない仲間たちと食べる「一杯のかけそば」ならぬ、その一時のホッコリとした笑顔なのかもしれない。
当たり前すぎて、気づきにくいのですが・・・
