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importance of important

もう何年前になるか、まだ私が大学にいる頃、とある哲学の講義を聴講してました。
その頃は別に、哲学や宗教に興味があったわけじゃないのですが、単位が取りやすいとの評判の授業だったので取ったのですが、ハイデガー哲学の講義で、わかりやすく、なかなか面白いもので、哲学や宗教に興味を持つ一つのきっかけになった授業でした。

で、その講義の中で「隠しの技法」という言葉が出てきたのですが、まあ内容としては、人間は、本当に大切な物は、無くしてから気づく、無くさないと気づかない、という言葉だったと記憶してます。
例えば、健康な時は健康の重要さ、ありがたさには気づず、健康を失った状態、つまり病気になった時に気づくし、命の真の大切さは、その命が失われかねない状態になって初めて気づく、ということです。
しかし、病になった後や、命の危機に陥って、健康や命の大切さに気づいても遅いから、大事な物の重要性にはなかなか気づけないことを前もって自覚しておいて、大事な物の重要性を見落とすな、と、そう言う内容だったかと思います。
これを聞いたとき、なるほど、と思いまして、今でも覚えているのですが、「家族」というものも、それに当てはまるんじゃないかな、と思います。

今私は、実家で、父と母、祖父と祖母と一緒に暮らしていて、弟二人は実家から離れて暮らしています。
で、親や祖父母と一緒に暮らしてると、四六時中一緒にいるもんだから、いることが当たり前になるし、何かにつけてあーだこーだ言われたりして、家族は大切であるはずなんですが、その大切さを、つい忘れちゃうんですよね。
当たり前に思いすぎて、家族と言う関係に甘えて、優しくできず、思いやりの心を持って接する事ができなくなっちゃう。
気に入らない事があると、ついつい辛く当たってしまったり。
るるさんが書いてることと重なるんですけど、家族だからと言って、何でも許されるわけじゃないんですよね。
一番身近にいる人だからこそ、当たり前などではない、かけがえの無い存在として、大切に、思いやりを持って接していきたいものです。
「親孝行したい時に親は無し」という言葉があるように、家族を無くしてからその大切さに気づいても遅いですから、ね。

とは言え、家族に優しくしたり、感謝の気持ちを伝えたりするのって、気恥ずかしくて、なかなかできないんですよね・・・
ですので、ちょっとこの場をお借りしまして・・・


父母へ。
グータラで、いつもワガママばかり言ってる至らぬ息子で、スイマセン。
ホントはもういいかげん、しっかりしないといけないんですが、心配ばかりかけてしまって。
これからはもう少し、お寺のことも考えていきたいので、いろいろとご指導、よろしくお願いします。
それと、いつもありがとう。


・・・
やっぱりちょっと恥ずかしいなあ(笑)

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