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中山万里さんのこと

普段あまりテレビを見ないのだけれど、大分前に、気になる放送があった。
今回「写真」というお題をメリシャカメンバーのキッスィさんから頂いて(キッスィさんどうもありがとう!)色々考えていたら思い出した。

その放送は「イブニング5」というTBS系の番組でされていた、写真家、中山万里さんの闘病のドキュメンタリーだった。中山万里さんは、スピッツ、椎名林檎、ウルフルズ、平井堅などアーティストを撮影してきたプロの写真家で、3年前乳ガンを告知された。左胸の摘出手術を受けるも、術後の甲斐なく昨年再検査で再び両肺に癌が転移し、余命一年と宣告され現在に至る。

残された日々を彼女は何を為すべきか、自分自身で考え、「1年だとしてやり残したことはなんだろうなと。写真でした。意外でしたが。自分のファインダーごしに見ているものを見せたいと」という決断をする。
あと1年しか生きられないと言われた時、改めてカメラマンとして生きることを選んだという。そして、撮影の合間に撮りためた写真、自然をモチーフにした個展を開いた。そこで彼女は始めて自らの余命を公にする。

〈中山万里さんのブログ〉
http://mari39.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/index.html

ブログを見つけてログを総て読んだ。入退院を繰り返し、手術や抗がん剤治療をされながらも、僕など想像ができないほど辛いだろうけれど、一瞬一瞬を大切に、常に前向きに、タイトル通り「アイラブサンキュー」のこころで総ての日記は書かれてある。そして美しい自然の写真が添えられていて、それもまた胸を打つ。
ほとんど日々の日記にありがとうと書かれてある。
お母さんや病院の先生や、看護士さんやお友達や、ブログに書き込みをしてくれる人たちに対して、「ありがとう」「アイラブサンキュー」と書かれてあった。これが僕は凄いと思った。
9月9日の日記にはこうある。

「ここ1ヶ月で、ほとんどのことが自分ひとりではできなくなった…。でも、ほとんどのことを誰かがしてくれる、助けてくれる、支えてくれている…。本当にわたしは幸せ者だ。

おかげさまで…
ありがとうございます…」

何が彼女をここまで強くさせるのだろうか。
偶然にも、明日、12月17日(月)毎日放送のニュース番組「VOICE」(18:16〜18:55)で、この前の放送が再放送されることになったようだ。ビデオに録って見ようと思う。
 
眠れぬ夜を嘆くものは多いが、目が覚めた朝に感謝するものは少ないという。
僕は今を懸命に生きているか、今支えられて生かされていることに対して感謝し、周りの人に「ありがとう」と言えているか、正直恥ずかしくなってしまった。

現在京都で中山さんの写真の展示会が開かれているみたいです。

◆日程:2007年11月23日(金・祝)〜2008年1月6日(日)11:00〜20:00 水曜定休
※最終日は17:00まで
◆会場:SferaExhibition(スフェラ・エキシビション)

京都市東山区縄手通新橋上ル西側弁財天町17 スフェラ・ビル2F
tel. 075-532-1139
www.ricordi-sfera.com

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