「あけましておめでとうございます」と挨拶を交わしていたと思えば、気がつけばもう1月半ば。時が過ぎるのは早いものですね。
昨年一年を振り返りましても様々なことがありました。その一コマ一コマをカメラ片手に撮り続け、気がつけば何百枚という写真となりパソコンの中で眠っています。カメラがフィルムからデジタルに変わり、一応取っておこうと現像されることもなく日の目を見ることのない写真も多いですが。
その中でも、思い出のある写真が下の一枚。

これは、静岡県伊東の海岸線沿いを車で走らせていた時のものです。
日が沈みゆく姿に「きれい」だなぁと見とれながら、ついシャッターを押していました。
この写真をみて思い出されるのは、真っ赤に燃えるような夕日の美しさもさることながら、その翌日に友人Nくんより送られてきた一通のメールなのです。
それはこんなメール。
かつて或る僧曰く、
正月に朝日を拝む人は多いけれど、大晦日の夕日を拝む人は少ない。
毎年大晦日の夕日を眺め、
おてんとう様、今年一年ありがとうございました、と感謝する。
そういう事を出来る人は豊かな人生をおくる事が出来るのではないでしょうか。
正月に朝日を拝む人は多いけれど、大晦日の夕日を拝む人は少ない。
まさしく、自分のこと、と。
初日の出を見るために、日本一早く日の出がでてくる千葉県犬吠埼には何度をなく足を運んでいた私。でも、大晦日の夕日に気を留めたことは一度もありませんでした。この言葉、私自身に言われているようで「ハッ」としました。
年末、大掃除をしていると引き出しの奥から古ぼけたフィルムカメラが出てきました。
何年前でしょうか?デジタルカメラが発売されました。それまで使っていたそのフィルムカメラはポイッと机の奥の方へ追いやられていたのです。それ以来、デジタルカメラを常時持ち歩く日々。フィルムカメラは、誰にも気にされずに、何年間も置いてきぼりになっていたのです。
でも、いま思います。
フィルムカメラのように一枚一枚無駄に出来ないと、一枚一枚大切にシャッターを押すように、1日1日を大切に感謝の中に暮らしていきたいなと、古ぼけたフィルムカメラが教えてくれているようです。
今日も一日、ありがとうございます。
