たったひとり、世界にたったひとりでいいから、「あなたが必要だ」って言ってほしい。
じゃなかったら、さびしくて不安で、いたたまれない。
この世に生きている証、自分の根っこ、生きる喜び…
たったひとりのひとことでいいのに。
君が必要だ、って誰かに言ってほしい。
そうすれば、もっと肩の力を抜ける。
もっと素直になれる。
どんなに知識を身につけても、やりがいのある仕事をしていても、いつもどこか満たされない。
そんな外側の私じゃなくて、ありのままの私を必要としてくれる存在を、求めている。
でも…
飛び込むのは怖い。さらけ出すのは怖い。
負けたくないと思うし、馬鹿にされたくないと思う。
自分は特別な存在だと思いたい。
認められたい。
そして、そういう思いを見透かされるのが、怖い。
知識で武装して、経験を糊塗して、その結果、自分の思いが出てこない。
見えるのは、他人のあらばかり…。
大事なことはいつもシンプルなはずなのに。
懐かしい記憶のどこかで覚えたやさしい言葉で表せるはずなのに。
何が違う?どこで間違えた?
いいや、自分は間違っていないはずだ。
間違いにしてたまるものか。
…そうしてまた、シンプルなやさしい気持ちは埋もれていく…。
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いつの時代も変わらない、孤独という悩みがある。
遠い昔からずっと、そしてまた次の未来にも、苦しみ悩むひとがいる。
その苦しみに目を向けているのが、宗教なんだけど。
メッセージはいつも私たちに開かれ、向けられているんだけど。
そのままの自分を大事にできる智恵や勇気を、与えてくれるのが仏の言葉なんだけど。
どうしたら、届くんだろう。
本当に届いてほしいひとに。
私にとっての、あなたに。