メリシャカの日。

4月8日はメリーお釈迦さま、略してメリシャカ!

 

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今日はメリシャカデー。

今日は4月8日。メリーお釈迦さま。メリシャカデーですよー。

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最後にシュールな1枚。
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お坊さんに聞いてみよう!3(釈 徹宗さんのこたえ)

メリシャカライブ2012のパネルディスカッションでお話しされた、釈徹宗さんのコメントの一部ををまとめさせて頂きました。

私たちが必ず出あっていく死別の悲しみについて、そしてお別れした方との関係について、深く考えさせられる内容でした。


「死」とは。


今の私は仮に和合した私、仮和合(けわごう)。生じたなら滅する、ごくごく当たり前のことで、悲しむべきことでなく、死が悲しいのは、死が分かって無いからと考える仏教もある。

実際にそう答えていた仏教者もいたけれど、日本の仏教はもっとウェットで、しがみついてはいけないと分かっても、やっぱりしがみついてしまう。そして、はかないからこそ愛おしいのです。


しがみ付いてしまう自分をどうすればいいのか。

仏教では「布施」が説かれます。

布施とは、「手から離すこと」であり「シェア」をすること。日頃からその手を離すトレーニングをしておく事が大切。いざという時に手を離すことができないと、どうしようもない状態で縛り付けられていることになる。そして自ら苦悩します。

自分から手を離し、シェアをすることも重要です。

フェアにシェアする事がこれからのキーワードです。

     

大切な亡き方は薫りとなって。

人が息を引き取った時に、その人の人生がただちに終わると考えるところは世界のどこにもありません。例えば人生の岐路にたった時、亡き方はどう判断しただろうかと思う薫りがします。


最後に…
釈先生に質問です。好きな小説家は誰ですか?(PNピノ)」


筒井康隆と京極夏彦です。





釈 徹宗(しゃく てっしゅう)
1961 年大阪府生まれ。龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院博士課程修了。学術博士。相愛大学教授。日本仏教学会理事。浄土真宗本願寺派如来寺住職。NPO 法人リライフ代表。お寺の裏にある一軒家で地域の認知症高齢者のためにグループホームを運営するなど、多彩な活動を展開する。著書は『宗教聖典を乱読する』(朝日新聞出版社)、『不干斎ハビアン』( 新潮選書)、『法然親鸞一遍』(新潮新書) など多数。


釈先生ありがとうございました。
今回でゲストのこたえは終わりです。
今回は、メリシャカLIVEでお世話になった方々にご登場いただきましたが、今年のメリシャカLIVEも計画中です!どうぞお楽しみに!!

お坊さんに聞いてみよう!2(元ジョビジョバ 木下明水さんのこたえ)

ゲストお二人目は、メリシャカLIVEでMCを担当して下さっています、元ジョビジョバで今お坊さんの木下明水さんです。皆さまからいただいた質問は、こちらに載せています。


Q1.明水さんは、以前ジョビジョバで活動されていましたが、当時活動する中で、何かかっとうやポリシーはありましたか?芸人さんて、破天荒なイメージ
があるので。(
PNたえこ)

A1.破天荒であろうと思い、いろいろやりました。「なんでもやるぜ、なんでもやれるぜ、あれ俺いま光っているぜ」とよく思っていました。


わりと自信家でした。わりとバカでした。変な人だったかもしれません。服装も言動も歩き方も変でした。


人の話は聞かない。適当な男でした。親友に『友達に紹介したくない友達一位』と言われました。『ハンドルを握らせてもアクセルは踏ませたくない男一位』に輝いたこともあります。『付箋を全てのページに挟むような男』と揶揄されたこともあります。原色の服が好きで『グリーンマントのピーマンマン』と言われたりもしました。


心が散り乱れた男だったので葛藤もありましたが、あれが本当の葛藤なのかどうかは分りません。寝たらスッキリするレベルの葛藤でした。真剣に悩むことも出来ない散り乱れた心だったのでしょうね。


「ポリシーあったっけ?」と考えてみましたが、まともなものはありませんでした。


今も心は散り乱れたままです。そんな私をおすくいになる仏さまがおられる。今はそれだけでいいのです。それがうれしいのです。阿弥陀さまがおすくいになる。



Q2.
人は何のために生きるのでしょうか?(未だに、わかりません)(
PNくろちゃん)

A2.あなたが何のために生きているのかは知りません。わかりません。ただ、私が何のために生きているのかは知りました。


いいでしょ。うらやましいでしょ。素敵でしょ。あれ俺いま光っているでしょ。


じゃあどんなステキな人生を送っているかというと、まあこんなもんです。


好き嫌いもなおらず、心はもやもやしっぱなし、夏には冬がいいなぁと思い、冬には夏がいいなぁと思う。「このセーターどうしよう買おうかな買うまいかな」とか、「わっ!この新譜すてき!」とか思いますわなそりゃ街に出ると。


新製品が出るたびに「
7インチタブレットにするか10インチタブレットにするかそれが問題だ」とどうでもいいことで苦しみます。スマホに機種変更した友人に「メールと電話と時計だけでしか使ってないならもうそれはただの携帯だ」と悪態をつきます。


時には妻に「おざなりとなおざりって一緒?」とか聞きますし。「あれ?おりざり?ざおりく?りべりおん?」とか、「ダンデライオンって何だっけ?」とか意味ないことを言いますわね。それで
Googleで検索します。そのうちポンデリングが食べたくなります。


一日三食忘れることなく食べ、「美味い!」とか言いながらビールのんで寝て起きて食べて寝て起きて。


そんなこんなしているうちに月日は流れ、年齢を重ね、辛い別れも経験するでしょう、立ち直れないことも沢山あるでしょう、やけ酒をあおることも。しかし腹は減る、眠くなる、笑って泣いて、怒りに振り回され、病に苦しみ、陰口を叩かれることもあり、くだらないアダナもつくでしょう。『グリーンマントのピーマンマン』とか。


まあ、なんだかんだ言ってやがて死にます。若くして死ぬかもしれません。「もうそろそろいいんじゃない」と息子から言われるくらいまで長生きするかもしれません。まあ必ず死にますわね。


その時に「こんなはずじゃなかった」と言って死ぬかというと、そうではありません。


「ああーよかったーありがたい人生であった」と言って終わります。阿弥陀さまがご一緒の人生でした。

 
あの『むんにゃむんにゃ』と聞こえるお経にはですね、私をおすくいになると説いてある、阿弥陀さまがご一緒だと説いてある、帰る世界がある、それはお浄土であると説いてある。お経は他人のことが説いてあるのではない、私のことが説いてある。


何のために生きているのか?教えに出遇うためでありました。お浄土で仏に成るのです。


くだらない私の日暮らしがそのまま仏道になる。ありがたいですね。お念仏よろこぶ日々はありがたいです。阿弥陀さまがご一緒です。



Q3.
死ぬのがこわいのですが
死んだら私はどこへいくのでしょうか?(PNさな)


A3.
私はお浄土へ意気揚々と帰っていきます。ちなみに私も死ぬのはこわいですですよ。大好きな家族もいる。そりゃあこわいし出来るだけ長く一緒にいたい。


しかし、いき先は知っております。お浄土参りです。お浄土参り間違いないと私が思っているから間違いないのじゃないです。阿弥陀さまが間違いなくすくうと仰せくださる。だから間違いない。


阿弥陀さまにまかせております。


「なんかちょっとうれしい」と言って火曜に死んだらイオンに行くかというとそうではありませんね。何曜日に死のうが、いくつで死のうが、病気だろうが事故だろうが、お浄土参り。


阿弥陀さまは私のくるしみもかなしみもご存知です。そんな私をおすくいになる。阿弥陀さまが私をお浄土で仏に成す。南無阿弥陀仏。


あなたがどこへいくのか、知りません。ただね、あなたをおすくいになる阿弥陀さまがもうすでにあなたをお求めなのです。阿弥陀さまが満ち満ちてくださっています。この世界は苦しみ悲しみが多いですが、かならずすくうと仰せになる阿弥陀さまのお慈悲が満ち満ちた場所です。


笑っていても泣いていても私は阿弥陀さまのお慈悲の中。


お念仏よろこぶ人生はありがたいです。「南無阿弥陀仏」はそのままが阿弥陀さま。名前の仏さま、声の仏さま。我が耳に南無阿弥陀仏と聞こえてくださる仏さま。阿弥陀さまがご一緒です。



木下 明水(きのした めいすい)


伝説のコントグループ『ジョビジョバ』メンバー。お寺の跡取りとして生まれるが「お坊さんをやる自信がありませんので」と俳優・芸人・作家業に。ところが2005年「仏教が大好きになりました、笑いの事がわからなくなりました」とお坊さんに…。法話したり研鑽したり。人に甘く、嫁に甘く、犬にも甘く、自分にはちょっとだけ厳しい。


メイスイさん、ありがとうございました。

お坊さんに聞いてみよう!1(彼岸寺 松本紹圭さんのこたえ)

本日4月8日はお釈迦様のお誕生日。メリシャカデイです。仏教徒にとって、仏教に関心のある方にとって、もちろん私たちメリシャカにとって、とても大切な日です。

今年も昨年同様、昨年のメリシャカLIVEの時に頂いた質問に対して、お坊さんたちが精一杯お答えしていきたいと思います。 

ライブサイトに皆さまからの、お坊さんへの質問をどどーんとあげています。こちらも併せてご覧下さい。http://ms-live.net/ たくさんのご質問をお寄せ下さり、本当に感謝いたします。

ゲストお一人目は、メリシャカLIVE2012の、パネルディスカッションにもご出演頂きました、彼岸寺開基・未来の住職塾塾長 松本紹圭さんです。


Q1.何事にも受身な自分、自分から発信する力が欲しいです。(PNるー子)

A1.自分から発信する力をつけるためには、「受け身」であることはとても良いことです。今の「受け身」が、人の顔色を見ながら周囲に合わせて行動するというレベルなのであれば、もう一歩「受け身」姿勢を前進させて、人の顔色を見るのではなく、人の心の声を聞くようにしてみましょう。みんなの願いが聞こえてくれば、自ずとやさしい発信ができるようになりますよ。


Q2.清濁合わせ飲む とよく言われますが、濁りが多すぎるこの世の中、どうすれば気持ちが静まるでしょうか?(PN23)

A2.「よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします。」という言葉が歎異抄にあります。この世の濁りが多すぎるのは、今に始まったことではありません。気持ちを静めたいときはぜひ、お寺へお参りして、念仏をともに称えましょう。


松本紹圭(まつもと しょうけい)
東京大学文学部哲学科卒業。浄土真宗本願寺派光明寺僧侶。超宗派仏教徒のウェブサイト『彼岸寺』設立、お寺の音楽会『誰そ彼』、お寺カフェ『神谷町オープンテラス』運営。仏教界のトップランナーの一人として注目される。2010年、南インドのIndian School of BusinessでMBA取得。2012年、若手住職向けにお寺の経営を指南する「未来の住職塾」開講。著書に『おぼうさん、はじめました。』『"こころの静寂"を手に入れる37の方法』『脱「臆病」入門』など。
今年、世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」に選出される。

松本さん、ありがとうございました!

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