お盆参りとお仏壇

お盆参りの時期ですね。
僕も毎日ご門徒さんのお宅に一軒一軒を伺いし、お盆参りのお勤めをしています。

今年は特に暑さのため相当疲労が溜まってきましたが、毎年一度各お家の綺麗にお掃除された「お仏壇」に手を合わせさせて頂くのは凄く有難いです。

このお仏壇、家族の中で亡くなられた方の為に迎えるものと思われているかもしれませんが、本来は亡くなられた方がいなくても、家の中心としてあるべきです。
現代人は家の中心がテレビとなっているのではないでしょうか?もしくはパソコンに。


今年お盆参りをしていると何度も、ふるさとに帰ってきた子どもや孫たちに、おじいちゃんおばあちゃんがお仏壇に手を合わせるように伝えている尊い姿に出あったりします。

お盆参りでこんな面白話をきかせていただきました。

その家の御主人さんが自分の息子にお仏壇に手を合わせるようにする為に、以前、自分の親の命日の時にお仏壇に息子の好きなお菓子をお供えして、手を合わせてお経を読んだらそのお菓子を食べても良いよという決まりごとにしたそうです。

息子はお菓子が食べたいが為にお仏壇に手を合わせる習慣になったとか(笑)
お菓子でつられるのは幼い時だけです。しかしその習慣は大人になっても続いて、息子さんは家に帰ったら必ずお仏壇に手を合わせるそうです。

そして今年、息子さんは自分の子どもに笑いながら、こうおっしゃったのです。「一緒にお仏壇に手を合わせたらおやつをあげるからね!」と。僕も御主人さんも思わず吹き出してしまいました。

かく言う僕も、お寺のお仏壇である本堂に、朝10か月になる娘と一緒にお参りをします。
お経を読んでいる間中、娘は仏具を触ったりしていたずらをしています。
お経が終わったら娘にこう声をかけることがあるのです。

「お前はほとけ様から願われているほとけの子だよ。そして、お父さんもまたほとけ様から願われているほとけの子だよ。同じだね。いつか必ずお別れする時がくるけれど、同じほとけ様の子だからまた必ず会えるんだよ。ほとけさまを大切にして生きていこうね」と。

思えば僕も、今はこの世にはいない祖父からそうやって、ほとけ様に手を合わせることの大切さを教えて貰ったのでした。お仏壇はほとけ様のいるお浄土の世界を表わしています。自分にとって大切な亡き方がお参りされているお浄土なのです。
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