住職への道。ぁ畋任噌腓錣擦力続】

 お盆は地域によって異なる。7月のところもあるが、山口のうちは8月。1年で一番忙しい時でもある。8月の前半は、1軒1軒お参りにうかがう。猛暑日の中の法衣・・・とにかく「汗」。それしか思い出せない。多い日はスクーターで30軒以上のお宅にうかがった。
その時に「このたびはおめでとうございます」と声をかけてもらうこともあった。
えっと、弟の結婚のことか・・・(前回参照)!?と思って曖昧な返事をしていると、「11月に!」「あぁ継職法要のことですね。ありがとうございます!」
どうもまだ実感がないようだ。




7月下旬、とある仏壇屋さんに行ってきた。法要を盛り上げてもらう稚児行列「お稚児さん」の貸衣装の打ち合わせのためである。
お稚児さん


画像のようなのを見たことがあるのでは。そのような衣装を着て、行列するものである。

貸衣装になるので、いくらかかるのか、いつまでに仏壇屋さんに知らせなければならないのか、何が貸衣装に含まれるのか・何をお寺や各自で準備しないといけないのか、をはっきりさせる必要がある。
初めて知ったことだけど、年齢や学年ではなく、身長による申し込みになる。ちょっと考えてみれば分かることだけど、着るものだからサイズが重要になってくる。一番大きいもので136センチ以上という特大サイズ。なので、小学生でも3年生か4年生くらいかぁ。

お盆でうかがう時に、該当するくらいのお子さんがいたら、とりあえず声をかけて宣伝活動をする。本人の意思というよりも、親やじーちゃんばーちゃんの思いの方が強いからね。

お盆でまわっていると、「お稚児さん、私も出たことあるんだよね〜」と50代以上の方もちらほらおられて、それぞれにとても印象に残っているようだ。「それと同じ経験させてあげてみてはどうですか〜?」とさらに宣伝。




それと同時進行で会奉行(えぶぎょう)さんとの打ち合わせも。地方や宗派によって呼び方は変わることがあるが、これは法要を取り仕切る僧侶のことを言う。

住職がやらないの?

住職は表でいろいろしなければいけないので、裏で行事を仕切る方がどうしても必要となる。それが会奉行である。
会奉行はいろいろなことが要求される。進行はもちろん、何かトラブルがあればすぐにかけつけ対処したり、差定(式次第)も作成する。

今回は近くの同世代の住職さんに頼むことにした。同世代ではあるが、住職歴は長く、地元のことも詳しいからだ。

まずはどんな差定(式次第)にするか決定していかないといけない。だいたいは、住職の意向を聞いてそれをもとに作成していく。
法要でお勤めするお経の種類はたくさんある。その場にふさわしいか、住職がどんなお経をしたいか、ご門徒さんたちも参加できたらいいな、などの観点から、相談していく。



ここまではすでに終わった(もしくは継続中)のもの。その他にもこの後にいろいろな打ち合わせが待っている。
●うちのお寺のご門徒さんでも、スタッフ側でお世話になる方々への打ち合わせ。法要の司会や本堂を整えてもらう係、近隣のお寺さまを接待する係、お稚児さんのお世話係などの各係別の説明。
●お弁当やお菓子何個注文する??通常の法要では、専属の係の方々に作って頂くであるが、今回はその方々にもお参りして頂きたいのでお弁当に。
●近隣のお寺さんには、口頭や事前書面では伝えてあるけど、出欠を含めた正式案内しないと。
●司会原稿作成。
●稚児行列の時、出発点となるお宅へのフォローもしなきゃ。行列する前にそのお宅でお勤めをする。そのために、お宅を掃除・襖の撤去・お茶接待準備・座布団準備をしてもらわないといけないので、必要な準備物の確認。
●道路使用許可も取らないと!確か最寄りの警察署に行って申請するんやったかな・・・。


いや、まだあるはず。ここまでくるとほぼ覚え書きだね、こりゃ。

でも考えてみると、住職継職法要って人生で1度きりなものだけに、細かいことを挙げるときりがない。住職さんはみんなこういう道を通ってきたんだね。そう思うと、頭が下がるよ。
しかも、パソコンが普及してない時代だと、すべて手書きのようにアナログだったわけでしょ。訂正とかあったら大変だっただろうね。

なにごとも準備が大事だけに、思いついたことはどんどんやっていこう。
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