真冬に二匹のハリネズミがいます。二匹はお互い寒がりで、温めあおうと二匹身体を近づけます。
近づきすぎると大変です。
だって、自分の針が相手を身体を刺してしまうのです!
ハリネズミは互いに刺しあい、吃驚して離れていきます。
しかし、しばらくすると、また寒いし寂しいので近づけていきます。
これはもちろん実際にあったハリネズミの不幸な出来事なんかじゃなく、「ハリネズミのジレンマ」という心理学のことばです。僕の友人の僧侶がよくご法話で話されているものです。僕はそれを聴いて感動したので、紹介させていただこうと思います。
「ジレンマ」とは、自分の思い通りにしたい二つの事柄のうち、一方を思い通りにすると他の一方が必然的に不都合な結果になるという苦しい立場のこと。つまり板ばさみの状態です。
このハリネズミとは他人事ではなく、実は僕のこと、そしてこのコラムを御覧の皆さんのことを言っているようです。
僕たちの背中には目に見えないけれど、背中になんと鋭く長い針があるみたいです!
普段はこの針は制御されているのですが、特に大切に想う人と近づき分かり合おうとすると、この針が相手を刺します。「どうして自分のことを分かってくれないんだ」と、針は相手を傷つけてしまうようです。
この針は相手が自分にとって重要な大切な人であればあるほど、不本意ながらブスッと刺してしまうようです。自分の生活にとって関係のない人であれば見過ごしやりすごせることを、大好きな人だからこそ許せないということがあるようです。
この背中に生えている目に見えない針は何のことを言っているのでしょうか?
エゴでしょうか。
仏教で言うならば「我執」「煩悩」でしょうか。
エヴァンゲリオンの世界で言うなら「ATフィールド」でしょうか。
突然ですが、ピコーン!ここで、さっきのハリネズミを絵で現せないかと閃いてしまいました!
*←ハリネズミA
*←ハリネズミB
サムイヨー>* *<サムイネー
・・・* *…
イタイ!!**!!イタッ!
サシヤガッタナ!*> <*サイアクダ!
デモサムイナ・・* *・・サミシイナ~
予想を超えてショボイ絵になりました!ごめんなさい。
このハリネズミのジレンマを解決する方法があるでしょうか?愛深きゆえに憎しみも深くならざるを得ない。なかなか難しい問題です。
もしもご意見がございましたら、コメントいただけると有難いです。
つづく?
コメント (1)
ショーペンハウアー?の話だったっけ?正式にはヤマアラシでは? ま、それはそれとして。哲学的、心理学的解決方法はありますよね。そういうのは簡単に調べられます。「ハリネズミのジレンマ」或いは「ヤマアラシのジレンマ」とか。 仏教的にはどうななんでしょうか?他人から傷つけられるのを恐れて、いつも針を逆立てて構え、逆に攻撃してしまう。んで、相手が傷つき自分も傷ついて…ループが繰り返される。因縁、因果?
投稿者: guerrero | 2007年12月16日 22:08
日時: 2007年12月16日 22:08