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いじめと親心(慈悲の話)

昔から仏教では、ほとけさまの心は親の子どもに対するこころ、つまり親心であると説かれてきました。
皆さんは親の愛情を感じたことってありますか?それはどんなことでしょうか?
「すぐ心配する」と言う人もいると思いますが、それが親心なのです。

「親」という漢字をよく見てください。
「『木』の上に『立』って子どもを『見』る」と書いて「親」となります。
親は子どもが心配で心配で、堪らなくて、木の上にまで上がって、子どもを見守ろうとするのです。

そのような、切ない親心について書かれた文章に最近出逢いました。そしてとっても感動しましたので、皆さんに紹介しようと思います。

サトエリこと、女優、佐藤江梨子さんが、インターネットのブログに載せられた「愛について」の文章です。
以下、引用させていただきます。

イジメが原因で小学生や中学生が自殺してしまう事件が最近多くて、凄く悲しく思います。
私は、小さい頃から転校が多くて、背が高くて目立ってよく、イジメられたよ。
クラスの皆からシカトとか『ブス、キモい、きしょい、キショ、嫌い、帰れ、ムカツク、カンに障る、独り言言ってる、学校くんな、見るな腐る』・・・とか色々、ありもしない噂がいっぱいマワッタリ、本当に苦しかった。本当に今思い出しても息が詰まる、し、気持ち悪くなる。
『学校に行きたくない!』と親に何度泣き付いたかわからない。
『頭痛い、気持ち悪い、お腹痛い』って仮病も使い果たした時、いつも、ぶって、叩いてでも学校へ行かせる父が、私の前で土下座をして『学校行こう!!、お前をイジメてる奴、一人一人にこうやって、お父さん、頭下げて頼むから!!エリをイジメないで下さい!!って何度でも頼むから!!』そう言われて私は『大丈夫・・・パパ、大丈夫だよ。』とだけ言って学校へ行きました。

それからも何度も嫌な事やイジメらしきモノはあったけれど、その日の父を思い出すと、私は
どうにか大丈夫に出来ました。

もしかすると、その日に初めて人から愛されてる事を知った・・・認識したのかもしれません。

サトエリさん、本当に、本当に良かったですね。
自分のために一緒に泣いてくれる、一生懸命愛してくれるお父さんがいて本当に良かったね。僕もいじめられた経験もあるし、涙が出てきたよ。

たとえ、いじめの状況が変わらなくても、自分のことを思い続けて止まない親心に出遇ったから、サトエリさん、がんばることができたんですね。

ほとけさまのお心とは、きっとこのような親心なのでしょう。

「どんなことがあっても、わたしはおまえを見捨てはしない。
たとえ、世界中の人がおまえをいじめても
他の人がおまえを否定しても
たとえ、おまえ自身が自分を見捨てることがあったとしても、
このわたしだけは、決しておまえを捨てない。
なぜなら、わたしはおまえの、親だから!

と言ってくれる人がいてくれたら、僕たちは本当にうれしいのだ。そして生きていける。
たとえ、状況は変わらなくても、苦しい出来事が起こっても、
それを乗り越える勇気がもらえるのだ。

コメント (1)

とし:

とても心打たれました。

アイドルのブログからこんなステキな記事を拾ってくるチスイくんにも驚愕です。

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2006.4.26-
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