昨年大ヒットしたテレビドラマの原作。
脳の細胞が衰える難病に侵された木藤亜也さんは、25歳でこの世の生を終えた。
しかし、いのちは長さではない。どのように生きたかだ。
亜也ちゃんは、自分の病気と向き合い、素晴らしい文章を生涯日記に書き続けたのだ。
「たとえどんな小さく弱い力でも私は誰かの役に立ちたい」と日記に綴った亜也さんは、
自分が人ためにできることなんて何もない。反対に人の世話にならないと何もできなくなったと
本当に悲しく思い日記に嘆かれていた。
だけど僕にたくさんの大切なことを教えてくれたよ。
たとえばそれは「生きる力」のような。
それもうもの凄い影響を与えてくれているんだ。これからもずっとずっと。たくさんの人たちに。
彼女の流した1リットルの涙は、空にのぼり今も僕たちの上にも降り注ぐかな。
1リットルの涙。お母さんと一緒に流した涙はたぶん2リットルにもなるだろうか。
亜也さんのお母さんは本当に尊い方だ。
「亜也、悲しいけどがんばろうね。お母さんがついているからね。さあ、お尻が冷えるから部屋へ行こう。亜也をおんぶする力くらい十分にあるから、地震がきたって火事になたって、一番に助けてあげるから心配しないで安心して寝なさい。余分なこと考えなくてもいいからね」と不安に怯える亜也ちゃんを抱きしめたのだ。
本を読んで閉じた後、こんな言葉を思い出した。
「あなたが死にたいと思った今日は、誰かが必死に生きたいと思った明日」

コメント (2)
実はキッスィさんに勧められて読んでみたのですよ。良い出会いをさせてもらいました!
投稿者: チスイ | 2006年10月30日 23:40
日時: 2006年10月30日 23:40
この本と亜矢さんのお母さんが書かれた本の両方読みました。
悲しいだけではなく、かわいそうというだけではなく、生きるとは何ぞやということを問い掛けてくれる本だと思います。
投稿者: キッスィ | 2006年10月30日 23:39
日時: 2006年10月30日 23:39