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ZAZENBOYS3

ZAZEN BOYSIII


ナンバーガール時代からの盟友アヒトイナザワが脱退し、ドラムに松下敦が加わった新生ZAZENBOYSのアルバム。

向井の書く詩は、文学で譬えると『純文学』だ。

文学にある『純文学』と『大衆文学』の境目は、はっきりしない所があるが、『言葉』『言語』そのものに意識的、自覚的であるのが『純文学』だと思う。

向井の書く詩は、ナンバーガール時代から一貫して『冷凍都市』『妄想都市』であるところの『東京』を舞台にして、『現実世界』から『妄想世界』へと移行可能、反転可能なある意味ぎりぎりの、表現者の『暮らし』である。それは、感性が鋭く研ぎ澄まされた表現者の脳内に広がる街なのかもしれない。

ZAZENBOYSの音の方も、一歩間違えば騒音になり兼ねない『ぶっ壊れ』そうな、緊張感と高揚感にあふれた音である。

今作『ZAZENBOYS3』では、特にその様な『冷凍都市』 『妄想都市』『東京』における大人の『夜』がテーマになっている。

深夜2.5時を照らし出す諸々の光
何かに取り憑かれたように笑い続ける子供達
何かに取り憑かれたように笑い続ける子供達の闘い
何かに取り憑かれたように笑い続ける 一晩中

『WaterFront』

都会の夜に潜めく狂気のような狂喜のような言葉と音が、脳を激しく揺さぶるのだ。

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2006.4.26-
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