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梶井照陰写真集

梶井照陰写真集『NAMI』

佐渡ヶ島に住む真言宗の僧侶(兼写真家)梶井照陰さんは、ライフワークとして「波」を撮る。
全編にわたってただひたすら波が写されているのだが、これがなんともカッコいい。生き物のように写りだされる波は、時に優しく、時に襲いかかってくるような表情をみせ、一時も同じ姿をみせない一枚一枚に覩るものは言葉を失う。
また、梶井さんはいつもこの風景をみているということに驚く。自分にとって当たり前の景色を感動的に切り取る凄さ。自分に置き換えるならば、お寺や地元の風景か。小さな頃からいつもみている。見飽きるほどみていて、いつしか「みる」ことを忘れてしまったように思う。「当たり前が当たり前ではない」ということを梶井さんは感じているに違いない。諸行無常を写真が説いているようだ。

ちなみに、梶井さんはNHKの番組トップランナーにも出演したそうで、仏教界からは初めてじゃないでしょうか。

【プロフィール】
梶井照陰(かじいしょういん)
1976年生まれ。佐渡ヶ島在住。1995年~1999年、高野山で修行。1999年高野山大学密教学科卒業。ベトナム、カンボジア、タイ、パプアニューギニア、イギリスなど、世界各国を積極的に取材して歩く。2004年、第1回フォイル・アワードを受賞し、写真集『NAMI』(リトルモア刊)を発売。本書で日本写真協会新人賞受賞。2005・2006年の二年間、月刊『新潮』の表紙を手掛がける。その他の仕事に、笹川美和、岡村靖幸のCDジャケットや坂本龍一のツアー・パンフレットなど。現在、佐渡ヶ島にて真言宗の僧侶をするかたわら、写真家としての活動をおこなっている。(公式サイトより転載)

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2006.4.26-
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