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es[エス]

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映画好きキッスィです。みなさんは「SAW3」は見ました?先日見に言ったんですよ。もちろん独りでですが・・・。
あまりにグロいということは見た人から聞いていたんですけど、1・2を見たので衝動は抑えきれず見ちゃいました。
今回紹介するのはSAWではないんです。es[エス]という映画を紹介させていただきます。

このタイトルのesって何??って思いませんか。このesは心理学用語でフロイトは以下のように定義しています。
心の深層にある欲望の部分・・・本能的で欲動的な心で、ひたすら快楽を求めて、秩序も何もないところです。いわゆる煩悩のかたまりといったところでしょうか。


この映画の実験(原題は「Das Experiment」‐ドイツ語で「実験」‐である。)は社会心理学の実験なのでフロイトの精神分析学とはあまり関係はないですが・・・
普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験を描いた映画です。


始まりは、大学心理学部が出した小さな新聞広告だった…。
広告を見て集まってきた70人のうち21人を被験者として選抜し、11人を看守役に、10人を囚人役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。

実験開始前に6つのルールが告げらる。
ルール1:囚人はお互いに番号で呼び合わなくてはならない。
ルール2:囚人は看守に対して敬語を使わなくてはならない。
ルール3:囚人は消灯後、会話を一切交わしてはならない。
ルール4:囚人は食事を残してはならない。
ルール5:囚人は看守の全ての指示に従わなくてはならない。
ルール6:ルール違反を犯した場合、囚人には罰が与えられる。

時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、囚人役の被験者はより囚人者らしい行動をとるようになるという事が証明される・・・。
その看守と囚人の関係が一日、二日、三日となっていくにつれて変化していくところがこの映画のポイントです!

この映画は結論が分かっていてもハラハラする内容になっています。


これは決して他人事ではない。自分自身の中にも潜む人間の残酷さ弱さを痛感します。元々看守という行動パターンを持ち合わせていたのではない。
縁(きっかけ)さえあれば、どう行動するか分からない。そんな自分も本当はいるのだということを教えてくれた映画でした。
人間っていろんな側面があると思います。そのなかでも本能の部分はどうにも隠すことのできないところではないでしょうか。

この映画は残虐なシーンもありますので、そういうのが苦手な方もいらっしゃると思います。無理にとは言いません。
でも、必ず衝撃的な一本になることは間違いないでしょう。

コメント (2)

キッスィ。:

>slowさん。
はじめまして!
コメントありがとうございます。
この映画見たときはホンマ衝撃でした。実際あった話だし、人間が役割を与えるというちょっとしたきっかけでこんなにも変わっていくものだ・・・と。
自分のとりつくろっている部分を取り払ったら実はこんな本質が自分には潜んでいるのか、と怖いくらいに思ってしまいました!
またのお越しお待ちしてますね!!

slow:

はじめまして。
ino hidehumiで検索して辿りつきました。
ボクも、この映画大好きです。時計仕掛けのオレンジを見たときのような理性とかモラルというものを超えてしまった暴力の発動って部分にすんごい怖いなって想いに駆られましたね。
でも、これが実話(実際の事件はアメリカで起こったんですけどね。)だってことがもっと怖かったです。

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