このCDは、「LOVE」をテーマにした、コンピレーションアルバム。
いろんなアーティストが、「愛」に溢れるオリジナル曲、カヴァー曲を奏でます。
このコンピレーションで、個人的にグッと来るのが、スティールパンの音色。
Panorama Steel Orchestraが、「さらばジャマイカ」から「星に願い」を、スティールパンで濃密に演奏し、
Pan Cakeの「SOUTHERN KIDS」は、暖かく軽快で、南国のリゾートを感じさせてくれます。
他の曲も、実に温かみがあって、ピースフル。
アン・サリーの「夜来曲」は懐かしさに溢れ、
湯川潮音がカヴァーする「The Water is Wide」は涙が出そうになるほど美しく、
最後を飾るハナレグミの「Oi」は、アコースティックギターのみで弾き語られるシンプルな曲だけど、
言葉にできない「愛」を、飾らない言葉で、優しく、でも切なく歌い上げる、珠玉のラブソング。名曲すぎます。
仏教って、「愛」というものを、どこまでいっても満足を知らない心、渇愛と言ったり、人を愛する事も、自分を満たす為のものと考えたり、「愛」というものを一つのとらわれとして否定しがちだけれど、
そうであったとしても、自分以外の人を大事に想える気持ちって、すごく素敵だし、いいものだな、なんて、温かい気持ちにさせてくれる、そんな音楽が詰まった、名盤です。
麗らかな午後にも、すこし寂しい夜にも、部屋でも、野外でも、どんな時間、場所で聞いても心に染みるこの1枚。是非皆さんも聞いてみてください。
