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インド①

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インドで仏教遺跡というと、お釈迦さまのゆかりの地・・・サールナート(お釈迦さまが初めて説法された場所)、ブッダガヤ(お釈迦さまが悟られた場所)、ルンビニ(お釈迦さまが生まれられた場所)などがまず思い浮かぶのではないでしょうか。その場所はインドでも北部やネパール辺りに集中しています。

だーがしかし、今回はその辺りとは別の場所に行ってきました。お釈迦さまゆかりの場所以外にも仏教遺跡はあるんですよ!!

訪れたインドの仏教遺跡について数回にわたってご紹介してみようと思います。インドの見て感じたことも織り交ぜながらご紹介できれば!!と思います。と言って一回で終ったりして・・・汗。

第1弾は「ナーガルジュナ・コンダ」です。いきなりなんか聞いたことないんだけど??という方もいらっしゃるかもしれません。ここは一般的なガイドブックにはまず載っていない場所です。でも、日本の仏教にとっては重要なとこなんですよ!

2世紀から3世紀にかけて龍樹(ナーガルジュナ)さんという方がいらっしゃいました。その方は大乗仏教の大家で日本では八宗の祖(南都六宗と天台宗・真言宗の八宗)と言われています。つまり、この龍樹さんという方は日本に伝わった仏教の基礎を築いた人とも言える、日本仏教会のいわゆる重鎮です。その龍樹さんが晩年過ごしていたところと伝えられている場所で、コンダは丘という意味らしいです。
ナーガルジュナの地には寺院や仏塔がありましたが、1964年遺跡の場所にダムが建設され、水没してしまいました。現在ダムの中の島に遺跡は移築されています。
その島へは船で約40分、ちょっとしたクルーズ気分です。島に渡ると、近郊からの遠足でしょうか、小学生~中学生と思われるグループを見かけました。我々日本人のグループはほとんどがデジカメを持っているのでその場で画像が確認できます。それがよほど珍しいのでしょう。我先に覗き込んできます。
「これが私?」「意外とオレかっこいいじゃん」とか言ったかどうかは分からないけれども、覗き込む表情は感動そのものでした。

島には仏塔や僧院跡があります。仏塔は割と完全な状態で残っていましたが、僧院跡はホントに跡という感じでした。日本で建物を建設する時に基礎をつくりますよね。その時に部屋の大きさに基礎が四角く区切ってあります。そんな状態でした。

そんなナーガルジュナ・コンダ。デカン高原の中心都市のハイデラバードから南東約150キロのところにあります。はっきり言ってすごい田舎で、町というよりはちょっとした集落といった感じです。
もし行かれるなら、空路でハイデラバードまで行き、そこからバスなどの車を使わないと行けません。そして遺跡がある島には1日2便の船を利用するしかありませんのでそれに間に合うようにしないといけません。
「インド時間」の流れている中で1日2便のために移動する・・・個人で日帰りは難しいかもしれないです。

ダムに映る夕陽と同じ夕陽を龍樹菩薩も見ていたのだろうなぁ…考え深いです。


一つ気になることをガイドさんからお聞きしました。。
インドはヒンズー教徒が大多数を占めていて、そのヒンズー教徒に対してカースト制は存在するものだと教科書には書いてあったと記憶しています。
ガイドさんはイスラム教徒の方でしたが、イスラム社会にもカースト制度があり、イスラム教徒でも同じカーストでないと結婚できないそうです。そのような現実に目を背けてはいけないな、と思いました。
私は仏教徒だから、カースト制度は関係ない。それではいけないと思うんです。正直、カースト制度には賛成しかねます。それにより階級・貧富の差を作りその中で毎日の生活が成り立っている訳ですから。
お釈迦さまはそのカースト制度を打ち破ろうと平等思想を打ち出していこうとしたのです!
インドに行って教科書に載ってないことを知ることができて一つ勉強になりました。

今回はこのあたりで・・・。

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2006.4.26-
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