落慶法要。

お寺では、毎年行う恒例の行事・法要、何年に1回の大きな法要、それ以上のスパンで行われる法要、など各種法要が行われる。


近くのお寺で、本堂を新築した落慶法要(らっけいほうよう)があり、近隣寺院の住職としてお参りしてきた。
本堂は一般的な住宅と違って耐久年数・建て替えスパンがとても長い。木造の場合、100年200年で建て替えるということはまずあり得ない。その倍、もしくはそれ以上の年数である。
なので、基本的には瓦の葺き替えや土台の補強、内装のやりかえ、など部分的補修を繰り返しながら本堂を維持していくが、それを建て替えというと、それはそれは大きな決断であり、それに伴う時間も¥もハンパではない。

しかも、本堂は住職だけのものではない。門信徒さんみなさんの共有のものであるし、建築の同意を門信徒さんから求めて、設計施工・資金集めなど、するべきハードルがたくさんある。

それを乗り越えてこの法要があるのだ。それを思うと、一言では表せないほどの思いがあるのではないだろうか。
ここのご住職は、気さくな方でホンマに常にニコニコでお迎えしてくださるが、それまでのご苦労を思うとその笑顔も重みを感じる。
本堂建設までの道のり、この法要の準備、そして当日の住職をはじめスタッフとして動いてくださる門信徒の方、すべてが一丸とならないとこれは成立しない。
そのいいとこだけ・・・頂点の部分だけしか見えていないけど、まさ氷山の一角の水面下を想像するに、あまりに大変すぎる。



集合の部屋に行く前にお祝いを持って受付へ。すがすがしい表情でお出迎え。
受付
で、集合すると、今日の法要の流れや出勤する僧侶の動きを確認。みなさん同じ動きするところは合わせなければいけないし、各々で動かなければいけない時もあるし、事前の打ち合わせはかなり重要である。


始まる前の本堂の外観。嵐の前の静けさってかんじ。
本堂の外観


本堂の中はこんな感じ。木と畳の香りがして新築の匂いがする。
本堂の内観


ピッカピカのお内陣でお勤めをしていると、背筋までピンの伸びてくる。それで猫背が治るといいんだけど・・・。
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