優しい嘘


春から幼稚園生になった息子を、毎朝、園に送り届けることが日課になった。


  「ちゃんとお外で待ってるからね」


そう言ってバイバイし、その舌の根も乾かないうちに家路に着くのが日常である。

親と離れることへの不安を、少しでも和らげてあげるために、いつも小さな嘘をついている。 


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里帰り(その後)

前回、15年前にうちにあったN寺の釣り鐘を返却し、それを再び見に行く予定である、と書いた。


書いた数日後、ボク・前住職である父・お寺の門徒(檀家)さんの総勢16名で出発。
今回はうちのお寺の旅行も兼ねていて、N寺だけではなく、他のところも巡ってきた。

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愚かさを知ること

最近、「愚かさ」ということの大切さ、ということを考えています。うん、ちょっとおかしなことを言っているかもしれません。しかし、自分が愚かである、と知ることはとても大切な事なのではないでしょうか。


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「いただきます」

もう1年くらい前の話です。

 私は、東京へと向かう新幹線の中で、昼食のサンドイッチをパソコンを片手にモグモグしていました。

そんな時、ふと私の席から通路を挟んだ席で、背筋をピンと伸ばした男の子が目に入りました。

 よく見てみると、彼は目の前のお弁当に両手を合せて、ゆっくりと丁寧に丁寧に頭を下げていました。

 私はその美しい仕草に見とれてしまいしました。

 そして、なんだか自分が恥ずかしくなって、パソコンへ向かっていた手を止めて「いただきます」と小さな声で手を合わせ直したことを覚えています。

  

それまでの私にとって「いただきます」はなんとなくの癖になってしまっていました。

 言わなきゃいけないから言うものであって、「いただきます」の意味なんていちいち考えられていませんでした。

 しかし、新幹線の中で出会った彼は、癖としてではなく、お弁当の中の「いのち」に向かい合い手を合わせていたように私は思えました。

 

それから、出来る限り「いただきます」を言う時は、少しでも目の前のいのちへ想いを寄せられるように手を合わせ、「いただきます」と言うようになりました。

すると、なんとも言葉で言いようがないのですが、ご飯をいただく時の気持ちがなんだか違うのです。

 手を合わせて頭を下げるその時間のお陰で、普段はあまり考えることのできない「いのち」について想う時間をいただいたのでした。

 そして、その時間は私の心を豊かにしてくれる時間でもあります。

 新幹線の中で見知らぬ男の子に教えてもらった、小さいけれど、大きい出来事ことでした。

 

 


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君と僕とアミダ様の法話10「自分のモノサシと仏様のマナザシ」

フェイスブックが好きで時間があれば眺めている事が多い。

先月15日には「真宗合同布教大会」という、フェイスブックから生まれた宗派を超えた新たな法話会に法話をさせて頂いた。
僕自身あの場に立ち大変緊張して、正直課題の多いお取次ぎだったのだが、たくさんのお念仏喜ばれる方の念仏の声と仏法に遇うよろこびを肌で感じ、思いきってエントリーして良かったと思った。後で。(その時は本当にいっぱいいっぱいでした)。いろいろお育てをいただきました。南無阿弥陀仏。

フェイスブックでは、色々な世の中の動きや、人の考えや行動、言葉に出逢う。その時の自分の状況に応じてグサッと突き刺さる言葉、響く言葉もある。こういう言葉に出会った。

「自分のものさしで問うのではなく 自分のものさしを問う」
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合唱に合掌

再び「がっしょう」をすることになった。 
坊さんなので合掌はいつもしているが、今回はコーラスの合唱である。 

東京生活から広島に戻ってきて早二ヶ月とすこし。 
広島にあるコールスガンディという仏教讃歌混声合唱団に入団した。 

コーラス??
私、あまり人に言っていないが高校時代グリークラブに入っていた。
崇徳高校グリークラブという、合唱界では有名のクラブ。
崇徳高校は男子校なので合唱となると必然と男声合唱になる(当たり前だが)。
グリークラブとはいわゆる男声合唱のこと。
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七つの子

今朝、お寺にカァカァカァカァとカラスが鳴き続けていた。


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