本堂建設しちゃった 準備篇ァ變彁門徒総会】

本堂建設事業の総予算が出た。
各家庭へのご懇志額も決まった。
ご懇志の事前調査をすることになった。

それを門徒さんにお知らせするために、12月の法要に合わせて「臨時門徒総会」を開催することにもなった。本堂建設することで進めているものの、ここでコケてはスタートラインにも立てない。

「臨時門徒総会」に向けて、父親は配布資料作り、常任委員さんたちとは総会での進行の仕方やいろいろな質問への対応策を練っていく。


いざ、法要。報恩講法要は浄土真宗では親鸞聖人の法事にあたる大事な法要だが、総会のことが気になって仕方がない。ここで説明がうまくいかなかったらどうしよう、質疑応答失敗したらどうしよう。そこばかりが気になった。

法要の2日目は午前・午後に法要があるので、そのお昼休憩を利用して行う。


門徒さんの関心度も高く、いつもよりも多めの人数。自分のお寺の本堂建設ということもあるし、何よりも懇志額がいくらなのか気になる証拠でもある。


午前の法座が終わり、昼食を食べていただき、12時半からの総会に備える。ボクは食べている心境にはなれず、1人になった本堂でイメトレをする。30分後には隣の会館で食事している方々が戻ってきて、自分の言葉1つ1つをじっと聞かれるのだ・・・。


時間は誰にも平等にやってくる。総会の時間もちゃんとやってきた。
資料を配り、司会の方から総会の開始が告げられる。議長選出もされ、議題に入る。
建設委員・常任委員によって議論を重ね、九州の業者と随意契約を計画していること。そして総額を伝える。

一番気になっている一戸あたりのご懇志額も伝える。「○○万以上」の「以上」の意味もちゃんと添えて。
そして事前申し出を行い、それで契約できるか検討させてもらう。もちろんそれぞれに事情があるから、各々できる額でお願いします!ということも付け加える。


ふぅ。半分は過ぎた。あとは質疑応答。
正直、張りつめていた状況だけにどんな質問があったかよく覚えていない。。。
今思いだせるのは「お寺側としてはいくら出せるのか」くらい。
大事な総会(ま、どれも大事なんだけど)だけに、お時間来ましたので・・・と打ち切るようなことはせずに、ある程度質問出尽くすまで続けた。

しばらくして落ち着いた頃、議長から「それでは臨時門徒総会を終わります」と締められた。


脱力。ヘナヘナ状態。


終わったら、常任委員の1人が駆け寄ってくれて思わず握手。乗り切った!これで前に進める!そんな厚くギュッと握る握手をしたのは人生で初めてではなかろうか。
 
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