勝手に仏像紹介 その7

ども、ケンユウです。
今回もまた仏像のご紹介をば、勝手にやらせていただきます。
前回は、少々マニアックすぎる仏像を紹介してしまった感がありますので、今回は、仏像の中でも、かなり人気の高いものをご紹介させていただこうかなあ、と。
人気あるものを紹介しても、というご意見もあるかもですが、私がこれまで見て気が仏像の中でも、カッコ良さで言えば、1,2位を争う仏像ですので、今回取り上げさせていただきます。

で、その仏像と申しますのは、奈良県は興福寺におわします「阿修羅像」です。奈良と言えば、修学旅行のメッカでもありますし、興福寺の阿修羅像と言えば、国宝としても超有名ですので、そのお姿がパッと思い浮かぶ方も多いかと思います。
私も、仏像にはまってから初めて見たのですが、これまで見てきた仏像とは一線を画するお姿に、しびれたことを今でも覚えています。
普通、仏像と言えば、如来像などは衣の関係もあり寸胴で、中性的で肉づきもよく、優しさと厳しさとが同居したお姿のものが多く、天部の像は、筋骨隆々、よろいを着けたり武器を持って、まるで漫画に出てくるかのような劇画タッチなお姿ですが、この阿修羅像は、三つの顔を持ち、6本の手を持つという異形のお姿ながらも、筋肉が強調されたりという仰々しさがなく、ストイックさすら感じられる絞られた肉体に、優しさとも厳しさとも違う、憂いを帯びた眼差しをされており、ヒンドゥー教では戦いの神ともされる阿修羅でありながら、それを感じさせるどころか、一組の手を合わせる姿はまるで、仏様に出会い、その教えを聞き、自らの罪を省みて、仏教に帰依していくかのような、そんなお姿にも見えます。
阿修羅は、仏教においては仏様を守護する八部衆と呼ばれる存在ですが、ヒンドゥーにおいては、もとは善神でありながら、娘を帝釈天に奪われたことから、帝釈天に争いを挑む鬼神となったというような悲しい伝説があるのが、もしかすると、憂いを帯びた眼差しに表現されているのかも、しれません。
しかし、異形でありながらも、仰々しさのないストイックな姿が、どこかリアルで、他の仏像にはない魅力を醸し出しており、カッコ良さにもつながってくるのだと思います。

さて、今回そんな阿修羅像をご紹介させていただきましたのはもう一つ理由がありまして、2009年3月31日〜6月7日の期間は東京国立博物館、そして7月14日〜9月27日の期間は九州国立博物館におきまして「国宝 阿修羅展」が開催されるんです。
で、その「国宝 阿修羅展」開催を記念して、みうらじゅん氏を会長に迎え、THE ALFEEの高見沢俊彦さんも参加する「阿修羅ファンクラブ」が設立されました。さらに、ジュノンボーイを決めるコンテストで、今回特別に阿修羅賞が設けられたり、みうらじゅん氏と高見沢さんの共作による「愛の偶像(ラブ・アイドル)」という歌が作られたりと、「阿修羅」が今、アツいんです!
これを機に、興福寺の「阿修羅像」の素晴らしさを、今一度再確認するのも良いのではないかなと思います。
さらに「国宝 阿修羅展」では、興福寺にあります、阿修羅以外の八部衆や、釈迦十大弟子など、仏像好きにはたまらない展示となっております。東京、そして福岡近郊の方は、ぜひぜひ足を運んでみてください。阿修羅をガラスケースなしで、後ろ姿まで見れるのは、今回だけやも、しれませんので。

ちなみにファンクラブに加入すると、特製会員バッジがもらえるなどの特典があるとか!
私も、ファンクラブに加入せねば!



○「国宝 阿修羅展」公式サイト
●「阿修羅ファンクラブ」公式サイト 
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