おに地蔵
- 2009年06月08日(月) 文:チスイ
- 仏声人語
- comments(4)

今日はこの場をお借りして、皆さんにお願いしたいことがあるんです。
今ある絵本を探しています。
僕が子どもの頃、何度も親に読んでもらった宝物のような本です。
親がいつの間にか従弟に送ってしまい、行方不明になってしまっています。
絵本のタイトルは、うろ覚えなのですが『おに地蔵』だったと思います。
分からないことはネットで何でも調べられるこのご時勢。
しかし、「おに地蔵 絵本」でググってみても出てきません。
内容はこうでした。
ある山に鬼が住んでいました。村の人は「山には凶暴な鬼がいるから、入ってはいけない」と村の子供たちに注意をしました。
ある日、女の子が親とはぐれて、道に迷ってしまい、山の中に入っていってしまいました。
すると、そこに鬼が!
しかし女の子は逃げ出そうとも、怖がりもしませんでした。
「僕が怖くないのか?」鬼は聞きました。
「ぜんぜん。だって優しそうだもん」女の子は笑いました。
鬼と女の子は仲良く遊んで、女の子を連れて鬼は村まで連れて帰ってやりました。
その後時々女の子は、こっそり鬼に会いに山に入って鬼と遊びました。
しばらくして、急に女の子は山に来なくなりました。鬼は心配で、嫌な予感がして村に下りていきました。
女の子の家の前で、村人の話し声が聞こえました。
「可愛そうになあ。この子はとっても元気だったのに…お医者さんも匙を投げたか」
どうやら女の子は重い病にかかっていたのでした。
「鬼の角を煎じて飲んだら、直るという。でもそれも無理な話じゃ」
村人は話していました。
鬼ははっとして自分の角を触りました。
鬼は自分の角を握り締めて一心不乱にその角をもぎ取りました。
一本もぎ取り、そしてもう一本もぎ取ろうとしました。
鬼は角が取られたら死んでしまうのです。
しかし、鬼は女の子の為に必死に、汗や涙を流しながら2本目の角をもぎ取り、
家にポーンと投げ入れました。
そして、とぼとぼと鬼は山に帰っていきました。
その後鬼の姿を見たものはいません。
女の子は鬼の角を煎じた薬を飲んで元気になりました。
山と村の間の峠に、いつしか村人は「おに地蔵」というお地蔵様を作って、お参りするようになりました。
おしまい〜
口が大きくコミカルな鬼で、ちょっと僕の父に似ていて子どもの頃非常に気に入っていました。
そして子供ながらに鬼の涙を流しながら角をもぎとる姿に妙に感動したのです。
大人になり、もう一度あの絵本を読んでみたいと思うのです。
『おに地蔵』(仮)ご存知の方いらっしゃいませんか?
コメント
- 碧空
- 2009/09/05 5:12 PM
これです!!
わぁああ!すごい。
確かにこの絵ですわ。独特の絵だったんです。でも、すごくあったかくて。
碧空さま、本当に有難うございます!
手に入れたら、またご連絡します。
わぁああ!すごい。
確かにこの絵ですわ。独特の絵だったんです。でも、すごくあったかくて。
碧空さま、本当に有難うございます!
手に入れたら、またご連絡します。
- ちすい!
- 2009/09/06 11:21 PM
やったぁ〜!私も嬉しいです!
ちすいさんにこんなに愛されてる絵本ですから、
きっとお手元に届くと思いますよ。
再会までもう一息ですね。
嬉しいニュース愉しみにお待ちしています!
ちすいさんにこんなに愛されてる絵本ですから、
きっとお手元に届くと思いますよ。
再会までもう一息ですね。
嬉しいニュース愉しみにお待ちしています!
- 碧空
- 2009/09/07 2:04 AM
僕にとって愛着のすごくある本なんですけど、親が勝手に親戚に送ってしまったんですよね(苦笑)
碧空さん本当に親切な方です。本当にありがとうございます!
碧空さん本当に親切な方です。本当にありがとうございます!
- ちすい
- 2009/09/07 11:32 PM






お話に感動しました。リサーチしてみたところ
http://www.kosho.or.jp/list/948/07693248.html
何とかここまでは辿り着けました。
絵を描いたのはこの方のようです。
http://www.s-shiryokan.jp/o-ba.htm
違っていたらごめんなさい。
見つかる事を心よりお祈りしています。