ブタがいた教室

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先日、お寺の林間学校にスタッフとして参加した。
お寺の林間学校は、北関東エリアの浄土真宗の寺院が企画をする二泊三日の研修旅行。

今年のメインは茶臼岳の登山。
登山中には、石がゴロゴロと転がっている、結構危険な岩山。

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大人たちは「ケガはないだろうか」とピリピリムードの中、
子どもたちはワイワイがやがやと山登りを楽しんだ。

この林間学校は寺院の企画。
山登りの他にも、お寺色のあるプログラムが用意されている。

今回は、山登りの後に妻夫木聡主演の「豚がいた教室」という映画を鑑賞した。

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この話は、ある小学校であった実話がベースになっている。
ある学校にて、いのち授業の一環として豚を飼い始めた。
それには、育てた豚を自分たちが食べるという約束があった。

子どもたちは一生懸命に豚の世話をした。
豚が一日に食べるエサの多さ。
豚は糞をします、みんなで臭い豚小屋を掃除します。
豚一頭を育てることは大変だが、その分愛着もわいてくる。
豚に名前を付けようと言うことに、Pちゃんと名付けられた。

しばらくして、問題が発生した。
我が子のようにかわいいPちゃん。
約束では自分たちで食べるということになっているが、
そこで、殺しちゃうのはかわいそうだという意見がでた。

・なぜPちゃんを殺す
・学校で育ててもらう
・はじめから自分たち食べる約束だった
・自分たちで責任をとらなければいけない
・食べるとはいのちを受け継ぐ

子どもたちは話に話し合った。
最終的には、Pちゃんは食肉センターへ運ばれていった。

子どもたちとPちゃんのお別れのシーンは言葉を失います。
センターに運ばれていくPちゃんを子どもたちはどこまでも追いかけていく。

「いただきます」というのは、いのちをいただいていることなんだと、教えられる映画だった。

今回は、この話には続きがある。
我々一行は、最終日の昼食に千本松牧場に行った。
そこでは、ジンギスカンと豚肉が食べ放題。

子どもや大人がどうするだろうか。
豚を食べられない子どももいるかもしれないと心配していた。
けれども、みんなおいしそうにお肉を食べていた。

そんな中は、悲しいことにお肉を食べ残す人もいた。
Pちゃんのこと、いのちをいただいていることを忘れて、
自分が腹一杯になったら残している人もいた。
あれだけ命をいただくことの大切さを映画を通して教えられながら、
自分の食欲が満たされれば満足になっている私がいる。
命の大切さを忘れてしまう私がみえてきた。

だからこそ、食事のたびごとに「いただきます」と手を合わせる。
だからこそ、「一粒のお米の中に仏さまがいる」と聞かされてきた。

この映画は、Pちゃんの可愛いお尻のコミカル映像が組み込まれつい笑顔になるが、とても大切な事を教えてもらえる映画でした。


以下は、この映画の題材となった実話が「たけしの日本教育白書」で特集されていた映像(youtube)です。
本物の映像の迫力に驚かされることもさることながら、
北野家でのPちゃんの話には驚くばかり。さすが「世界の北野」です。

ぜひ、ご覧下さい。

命の授業900日(たけしの日本教育白書)
命の授業900日(たけしの日本教育白書)
命の授業900日(たけしの日本教育白書)

また、以下の映画の森の評論によれば、先生と生徒、先生と親・・人々が信頼を構築するプロセスが描かれていると評されている。
ブタがいた教室(映画の森)

たくさんの魅力が詰まっている「ブタがいた教室」という映画です。
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コメント
この作品いいですね!
「おくりびと」と同様、削ぎ落としいる部分が多いように思うけど、とても見やすくて、考えさせられる内容でした。
  • とし
  • 2009/08/27 10:19 PM
僕もこの映画観ました。

実話がもとになってるだけに、キレイゴトで終わらないのが印象でした。

結論はみんなが持っている、そんな映画でしょうね。
  • キッスィ。
  • 2009/08/28 4:40 PM
トシさん
「ブタがいた教室」はいいですね。
とても大切なことを訴えている話ですが、コメディーの要素を取り込いれていて、とても見やすい作品になっています。
実はこの映画は、ベッチーさんセレクトなんです。

キッスィさん
そうですね、結論は視聴者がどう受け取るか。だから、答えってないんですよね。
  • tatsuya
  • 2009/09/14 9:37 AM








   
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