ビニール傘

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雨の日にプラットフォームを見渡すと、そういえば多くの若者がビニール傘を持っている。そういう私もビニール傘。普通の傘よりビニール傘を持っている人が多くなった。

先日、あるテレビ番組でビニール傘の制作秘話が放送されていた。

【ビニール傘誕生秘話】
そんな人気商品を発明した会社は、台東区にあるホワイトローズという老舗の傘屋。
昭和20年代に使われていた傘の生地は木綿製。そのため、色落ちがしやすかった。そんな時、目をつけたのは進駐軍が持ち込んだビニール製のテーブルクロス。これを傘にかければ傘はぬれないと発明されたのが傘カバー。それが、たちまち人気商品。現在のビニール傘の誕生である。

中日新聞によると、
現在、日本は世界一の傘消費大国。
国内で1年間作られる傘はなんと1億3000万本。そのうち、90%がビニール傘だという。

それとともに悲しい現実も。
JRの落とし物としても多いのもビニール傘。
平成20年度、警視庁には届いた落とし物リスト(約253万件)
1位 かさ  (38万本)
2位 財布類 (23万個)
3位 携帯電話 (11万台)

ビニール傘は、雨が降っていれば大切。だが、雨がやめば、知らぬ間に忘れられてしまう。さらに、低価格であるため・・・

番組の中で、製造元の方が「ビニール傘を発明したことに責任を感じる」とおっしゃっていた。これだけ忘れられ、捨てられてしまう傘のことを思ってのこと。

私たちの生活は便利になりさまざまなものを手に入れた。が、それと共に大切なものをなくしてしまった。


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