祝島。
- 2010年11月25日(木) 文:キッスィ
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両方とも山口県上関町(かみのせきちょう)にある祝島(いわいしま)についての映画で、周囲12キロ・人口500人の小さな島が舞台となっている。
この祝島。瀬戸内海にあり、古来より海上交通の要所になっていた。中国や韓国に行く場合、祝島に立ち寄る船も多かったようである。万葉集にも登場するほどの当時はよく知られた島であった。
2つの映画は描く視点が違えども、島の様子がよく分かる。
特に「祝の島」は島の主な産業である漁業・農業が紹介されている。平地がない島では棚田や斜面で米やミカン、ビワが作られているし、漁業は魚の一本釣りをして欲しい分・売る分だけ獲っている。
先日、その祝島に行く機会があった。映画の中でも紹介されている棚田が下の写真。
石を積み上げて棚田にしてあるが、これは平(たいら)さんという方が3代に渡って作ったものである。
平さんにお話を聞くと、このほとんどは平さんのおじいさんが作ったとのこと。人間の体以上の大きさの石がたくさんあるし、それぞれの形も違う。写真右下の人間に注目!石大きさが分かるはず。
この棚田・・・ちゃんと面倒みてあげないとすぐ雑草が生えて水田や畑作ができなくなるらしい。特に岩に巻きつくようなツルは岩にとって大敵の様子。みんなで草取りしました。
祝島は瀬戸内の真ん中にあって、天気がいいと愛媛・大分がはっきりと見えるし、下を覗くと海底の石がはっきり見える。この海域は日本の海でもここにしかいない生物や、貴重な動植物がたくさんいる。
「人類の祖先」と言われるナメクジウオ、ワシントン条約保護動物である小型クジラのスナメリ、絶滅危惧種で世界で5,000羽しかいないカンムリウミスズメなど挙げたらきりがない。
この島は昔ながらの生活をしているだけの島ではない。この島の対岸3.5キロのところに原子力発電所の建設が予定されている。
島の方々は対岸にできることで、受け継いできた海がなくなる、漁業ができなくなる、それを危惧し反対運動を28年も続けている。
「ミツバチの羽音と地球の回転」にはそのことが話題となっているので、詳細は映画をご覧あれ。
自分は離れた地域に住んでるので、原発には反対だけどどうすることもできないと思った方!
Green Heart Projectはどうでしょう。youtube(島の様子も分かるのでオススメ)もあります。
メリシャカな写真を撮ろうと祝島への定期船内でうろうろしていたら、船のスタッフの方が話しかけてきた。メリシャカの名前の由来を話すと、「仏教をどんどん広めてね」と興味持ってくれた。
島を歩いてたら浄土真宗のお寺が3軒。浄土真宗のココロが根付いているのだろうな。





