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- 2011年02月26日(土) 文:キッスィ
- 仏声人語
- comments(2)
ボク自身とっても映画好きで、気になる映画があれば、いつ公開されるんだろう…と検索する癖がついている。
「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」という映画。
海外旅行が好きでカンボジアにも行ったことがあるだけに、公開されたら行こうと思っていた。
それをさらに検索していると、とあるサイトに行き着く。
「それでも運命にイエスと言う」カンボジアのエイズ患者に関するドキュメンタリー上映会である。
ちょうどカンボジアに行く直前。これは行ってみないと!思わず申込みした。
「僕たちは世界を変えることができない。」原作の葉田甲太(ハダ コウタ)さんのトークもあり、現場で見てきたことを直接聞くことができた。
全国を上映してまわっていて、参加した広島版はまだ序盤。今から全国あちこちに行くらしい。興味ある方はこちらをご覧あれ。
ドキュメンタリーは41分間の映像で、多国籍NGOが運営しているエイズ病棟が舞台となっている。
そこではいろいろな方がおられ、入所している患者さんの面倒をHIV感染者の方がみている。
いずれ自分もお世話になるかもしれない…そんな思いが伝わってくる。
患者さんは毎日何錠かの薬を飲まないといけない。それを3日飲まないと、病状を遅らせる効果がなくなるらしい。
とある女性の患者さんのコメントが頭から離れない。
「運命でこうなったのかもしれない。夫を殺してもしょうがない。これも運命。」
その女性は夫から感染し、その夫は蒸発していなくなったという。
自分が同じ立場になった時、こんなことが言えるだろうか。僧侶として何ができるのだろうか。
本当の問題はそこではない。
一番の問題は、感染したことで周りから差別を受けたり、偏見の目で見られるということ。
いつも隣に座ってくれていた友だちが離れていった現実。
家族にも言えない現実。
子どもと暮らせない現実。
感染したことが村の人に知られて地元で暮らせなくなった現実。
家族の感染によって薬を買うために借金して、売春をしなければならない現実。
政府がプノンペン郊外にHIV村を作り、そこに感染者を集め、仕事もできなくなる現実。
メンタル面のサポートが大切だということを今回初めて知った。
毎日死を意識した生活、周りからの厳しい視線を思うと、精神的に平静を保つのは並々ならぬ強さが必要なんだろうな。
死を意識していた・・・忘れなれない友人がいる。
その友人とは、20代で肝臓がんで亡くなった真宗の僧侶である。定期的に研修会で会っていた。
がんで亡くなったことを聞いて、最初何の事を言ってるか事態が呑み込めなかった。全くがんのことを知らなかったのだ。
その友人が書いていたブログ「ninsukeのブログ」で、淡々と自分のこと、家族のこと、病状のこと、死についてを語っている。
ボクがあれこれ言う必要はない。ブログをご覧ください。
- たかひら ひさみ
- 2011/02/27 10:25 PM
僕の感覚よりも皆さんで感じていただけたらと思います。
その思いを胸にカンボジアへ行ってきます!
- キッスィ。
- 2011/02/28 1:25 AM





