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 ボク自身とっても映画好きで、気になる映画があれば、いつ公開されるんだろう…と検索する癖がついている。



僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」という映画。
海外旅行が好きでカンボジアにも行ったことがあるだけに、公開されたら行こうと思っていた。


それをさらに検索していると、とあるサイトに行き着く。

 




「それでも運命にイエスと言う」カンボジアのエイズ患者に関するドキュメンタリー上映会である。
ちょうどカンボジアに行く直前。これは行ってみないと!思わず申込みした。
それでも運命にイエスという。




「僕たちは世界を変えることができない。」原作の葉田甲太(ハダ コウタ)さんのトークもあり、現場で見てきたことを直接聞くことができた。
全国を上映してまわっていて、参加した広島版はまだ序盤。今から全国あちこちに行くらしい。興味ある方はこちらをご覧あれ。




ドキュメンタリーは41分間の映像で、多国籍NGOが運営しているエイズ病棟が舞台となっている。
そこではいろいろな方がおられ、入所している患者さんの面倒をHIV感染者の方がみている。
いずれ自分もお世話になるかもしれない…そんな思いが伝わってくる。



患者さんは毎日何錠かの薬を飲まないといけない。それを3日飲まないと、病状を遅らせる効果がなくなるらしい。
とある女性の患者さんのコメントが頭から離れない。
「運命でこうなったのかもしれない。夫を殺してもしょうがない。これも運命。」
その女性は夫から感染し、その夫は蒸発していなくなったという。
自分が同じ立場になった時、こんなことが言えるだろうか。僧侶として何ができるのだろうか。



 




本当の問題はそこではない。



 




一番の問題は、感染したことで周りから差別を受けたり、偏見の目で見られるということ。



いつも隣に座ってくれていた友だちが離れていった現実。
家族にも言えない現実。
子どもと暮らせない現実。
感染したことが村の人に知られて地元で暮らせなくなった現実。
家族の感染によって薬を買うために借金して、売春をしなければならない現実。
政府がプノンペン郊外にHIV村を作り、そこに感染者を集め、仕事もできなくなる現実。




メンタル面のサポートが大切だということを今回初めて知った。



毎日死を意識した生活、周りからの厳しい視線を思うと、精神的に平静を保つのは並々ならぬ強さが必要なんだろうな。



 



死を意識していた・・・忘れなれない友人がいる。
その友人とは、20代で肝臓がんで亡くなった真宗の僧侶である。定期的に研修会で会っていた。
がんで亡くなったことを聞いて、最初何の事を言ってるか事態が呑み込めなかった。全くがんのことを知らなかったのだ。
その友人が書いていたブログ「ninsukeのブログ」で、淡々と自分のこと、家族のこと、病状のこと、死についてを語っている。
ボクがあれこれ言う必要はない。ブログをご覧ください。

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コメント
キッスイさんのコラム、いつも何かしらの取っ掛かり?フック?切っ掛け?が設置されていて、読むのを楽しみにしています。今回ご紹介のninsukeさん、入院手術を繰り返す人生を送っている病持ちの私の心の中に住み始めましたょ。
  • たかひら ひさみ
  • 2011/02/27 10:25 PM
ありがとうございます。
僕の感覚よりも皆さんで感じていただけたらと思います。
その思いを胸にカンボジアへ行ってきます!
  • キッスィ。
  • 2011/02/28 1:25 AM








   
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