本の紹介@生きるということについて
- 2011年09月03日(土) 文:るる
- 仏声人語
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これから日本はどうなっていくんだろう・・・という不安の気持ちを抱えた人も多いと思います。
もうすぐ秋。
秋の夜長に、生きるということを見つめなおす本はいかがでしょうか。
今回は、4つご紹介したいと思います。
もうすぐ秋。
秋の夜長に、生きるということを見つめなおす本はいかがでしょうか。
今回は、4つご紹介したいと思います。
『慈悲の怒り』上田紀行 朝日新聞社
仏教界ではおなじみの上田先生の緊急出版本。
この本は、被災していない人たちに向けて書かれた本で、これからどうやっていけばいいのか、心の整理がつくように提言がなされています。
がんばろう日本スローガンへの違和感、震災と原発事故とを明確に分けて考えること、今までの在り方を省みて未来へ責任を持つこと、自己中心的な怒りではなく慈悲の怒りを持つこと。
読み終えた後は、幾層にも重なりあい絡まり合った心のひだが、少しほどけてくるのを感じました。
そして、これからどうやって復興応援へ踏み出すのかの方向性が見えたように思います。
『覚悟の決め方』河野太通・南直哉・釈徹宗・田口弘願・小池龍之介
5人の、宗派も環境もちがうお坊さんたちの文章を読むことができて、とても面白い本でした。
対立する概念を語っていることもありますが、根本的には「人生は決して思い通りにはならないことをしっかりと認識すべき」ということ「現状を、何にもとらわれず目をそむけず、ありのままに見ることから出発する」ということでしょう。
どの方の提言も、なるほどなぁ・・・と深くうなずきながら読めました。
今こそ仏教、と帯に書いてあるのも納得です。
仏教が、ずっと変わらず伝え続けてきたことが今、心に響いてくる、という方も多いのではないでしょうか。
繰り返し繰り返し、何度も読みたい本になりました。
『命は誰のものか』香川知晶 ディスカヴァー携書
臓器移植、脳死、代理出産、出生前診断、尊厳死…医療の現場で起こる命の問題を取り上げた本。
あなたならどうしますか、とストレートに投げかけています。
これまで世界で起こったケースをとりあげ、これらの問題に社会がどう変化してきたかを紹介しています。それだけでもとても勉強にもなるし、どういう背景で今の価値観があるのかを知ることはとても大事なことだと感じました。
ここでも、キーワードは「人間の欲」。
ひとりひとりがこれを見つめないなおさない限り、どんなに医療の進歩があっても、重大な決断はできないのではないかと思いました。
誰のものか、という問いに対して答えが書いてあるわけではないけれど、読み応えのある本でした。
『困ってる人』大野更紗 ポプラ社
突然、難病になった大学院生女子が書く、闘病エッセーなんだけど、本当に面白いです。
軽快な筆致についつい引き込まれて、一気に読んでしまうこと間違いなし。
彼女の生きる姿がこんなにも命がけであることを思うと、自分の生き方を本当に省みます。
日本の医療や障害者対策の問題点もよくわかる。
笑いあり涙あり、喜怒哀楽、悲喜こもごも、本当に全ての世代の人に読んでほしいと思います。そして、自分は命がけで生きているか、と真摯に問いたいです。
仏教界ではおなじみの上田先生の緊急出版本。
この本は、被災していない人たちに向けて書かれた本で、これからどうやっていけばいいのか、心の整理がつくように提言がなされています。
がんばろう日本スローガンへの違和感、震災と原発事故とを明確に分けて考えること、今までの在り方を省みて未来へ責任を持つこと、自己中心的な怒りではなく慈悲の怒りを持つこと。
読み終えた後は、幾層にも重なりあい絡まり合った心のひだが、少しほどけてくるのを感じました。
そして、これからどうやって復興応援へ踏み出すのかの方向性が見えたように思います。
『覚悟の決め方』河野太通・南直哉・釈徹宗・田口弘願・小池龍之介
5人の、宗派も環境もちがうお坊さんたちの文章を読むことができて、とても面白い本でした。
対立する概念を語っていることもありますが、根本的には「人生は決して思い通りにはならないことをしっかりと認識すべき」ということ「現状を、何にもとらわれず目をそむけず、ありのままに見ることから出発する」ということでしょう。
どの方の提言も、なるほどなぁ・・・と深くうなずきながら読めました。
今こそ仏教、と帯に書いてあるのも納得です。
仏教が、ずっと変わらず伝え続けてきたことが今、心に響いてくる、という方も多いのではないでしょうか。
繰り返し繰り返し、何度も読みたい本になりました。
『命は誰のものか』香川知晶 ディスカヴァー携書
臓器移植、脳死、代理出産、出生前診断、尊厳死…医療の現場で起こる命の問題を取り上げた本。
あなたならどうしますか、とストレートに投げかけています。
これまで世界で起こったケースをとりあげ、これらの問題に社会がどう変化してきたかを紹介しています。それだけでもとても勉強にもなるし、どういう背景で今の価値観があるのかを知ることはとても大事なことだと感じました。
ここでも、キーワードは「人間の欲」。
ひとりひとりがこれを見つめないなおさない限り、どんなに医療の進歩があっても、重大な決断はできないのではないかと思いました。
誰のものか、という問いに対して答えが書いてあるわけではないけれど、読み応えのある本でした。
『困ってる人』大野更紗 ポプラ社
突然、難病になった大学院生女子が書く、闘病エッセーなんだけど、本当に面白いです。
軽快な筆致についつい引き込まれて、一気に読んでしまうこと間違いなし。
彼女の生きる姿がこんなにも命がけであることを思うと、自分の生き方を本当に省みます。
日本の医療や障害者対策の問題点もよくわかる。
笑いあり涙あり、喜怒哀楽、悲喜こもごも、本当に全ての世代の人に読んでほしいと思います。そして、自分は命がけで生きているか、と真摯に問いたいです。
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