すべらない話
- 2011年11月08日(火) 文:チスイ
- 仏声人語
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「人は誰しも1つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」がコンセプト、ご存知「人志松本のすべらない話」というテレビ番組があるが、先日僧侶の研修会でやってきた。メリシャカLIVEにも出演されている福間先生の法話の勉強会の夜に行ったのだが、結果大盛り上がりだった。
このすべらない話のコンセプトというのが興味深い。「人は誰しもすべらない話を持っており」とは、人間には一人一人ドラマがあるということであり、同時に生きると言うことは「滑稽さ」が常に付きまとうと言うことだ。
完璧な人間などおらず、平等に「愚か」であるところに心底共感する、その笑いは救いだ。
僕は父親の話をその場でしたのだが、した話はちょっと恥ずかしくてここでは書きづらいので、別のエピソードを書きたい。
このすべらない話のコンセプトというのが興味深い。「人は誰しもすべらない話を持っており」とは、人間には一人一人ドラマがあるということであり、同時に生きると言うことは「滑稽さ」が常に付きまとうと言うことだ。
完璧な人間などおらず、平等に「愚か」であるところに心底共感する、その笑いは救いだ。
僕は父親の話をその場でしたのだが、した話はちょっと恥ずかしくてここでは書きづらいので、別のエピソードを書きたい。
うちの父は、比較的話のネタになりやすいタイプの人間である。
僕が結婚する前のこと、うちに福井県から里芋が届いた。
彼女の実家が福井県ということで父が早とちりして僕に伝え、本当は福井に住むうちのお寺のご門徒さんからだったのに、僕がお礼の電話を掛けてしまったのだ。
実家の姉からは当然「うちは送ってないですよ…」と答えが返ってきた。
後で、門徒さんから送られたのだと気づき、僕は顔から火が出るほどの恥ずかしさを感じた。そして腹が立って、厳しい口調で父を責め立てた。「ちゃんと住所を見てくれなきゃ困るよ!めっちゃ恥をかいたじゃないか!」と。
父はしょんぼりとしてしまって、ヤケ酒を飲んでふて寝をしてしまった。
その後、深夜0時過ぎに、僕は彼女と電話で話をしていた。「ほんっとお父さんは早とちりで困るよ」と僕が言うと、「面白いお父さんね」と彼女は言ってくれた。
その時、ウチの寺の梵鐘が「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」と大きな音で鳴り始めたのだ。
「な・何か聞こえない?」と彼女。
「うん、なんだこれ。うちの梵鐘だ」と僕。
「どうして、今鳴っているの?怖い」と言われて、僕も「火事か?」と一瞬青ざめた。
「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」梵鐘は計6回鳴って止んだ。
皆さんはなぜ鐘がこんな時間に鳴ったと思われるだろうか?
タネ明かしになるが、ウチのお寺では毎朝6時に6回鐘を住職である父が撞くのだ。
なんと、父は、酔っ払って寝たため、時計を見間違えて午前6時と深夜0時30分を見間違えたのだ!
そう。短針と長針を反対に見たのである。
0時半に目が覚めた父はむしろ、ちょっと朝の6時より寝過ごしたくらいに思って、父は鐘を深夜、町中に響かせたのであった。
「この家に嫁いで大丈夫かしら?」と今連れ合いである彼女は思ったと後で、聞かせてもらいました。
このエピソードは僕の中でとても大切なもので、何か辛いことがあったり、しんどい時があったりしても、思い出すと大抵笑ってしまう。そんな時ちょっと父に感謝をするのだ。
文章にすると笑えないのだが、父に関するエピソードには、僕はすべらない自信があるので、また実際に皆さんに会った時にお話ししたいです。
また、メリシャカLIVEでは、若手僧侶、そして福間先生、木下明水さんのすべらない、有難いお話が聴けると思います!僕もとっても楽しみです。
僕が結婚する前のこと、うちに福井県から里芋が届いた。
彼女の実家が福井県ということで父が早とちりして僕に伝え、本当は福井に住むうちのお寺のご門徒さんからだったのに、僕がお礼の電話を掛けてしまったのだ。
実家の姉からは当然「うちは送ってないですよ…」と答えが返ってきた。
後で、門徒さんから送られたのだと気づき、僕は顔から火が出るほどの恥ずかしさを感じた。そして腹が立って、厳しい口調で父を責め立てた。「ちゃんと住所を見てくれなきゃ困るよ!めっちゃ恥をかいたじゃないか!」と。
父はしょんぼりとしてしまって、ヤケ酒を飲んでふて寝をしてしまった。
その後、深夜0時過ぎに、僕は彼女と電話で話をしていた。「ほんっとお父さんは早とちりで困るよ」と僕が言うと、「面白いお父さんね」と彼女は言ってくれた。
その時、ウチの寺の梵鐘が「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」と大きな音で鳴り始めたのだ。
「な・何か聞こえない?」と彼女。
「うん、なんだこれ。うちの梵鐘だ」と僕。
「どうして、今鳴っているの?怖い」と言われて、僕も「火事か?」と一瞬青ざめた。
「ゴーン!ゴーン!ゴーン!」梵鐘は計6回鳴って止んだ。
皆さんはなぜ鐘がこんな時間に鳴ったと思われるだろうか?
タネ明かしになるが、ウチのお寺では毎朝6時に6回鐘を住職である父が撞くのだ。
なんと、父は、酔っ払って寝たため、時計を見間違えて午前6時と深夜0時30分を見間違えたのだ!
そう。短針と長針を反対に見たのである。
0時半に目が覚めた父はむしろ、ちょっと朝の6時より寝過ごしたくらいに思って、父は鐘を深夜、町中に響かせたのであった。
「この家に嫁いで大丈夫かしら?」と今連れ合いである彼女は思ったと後で、聞かせてもらいました。
このエピソードは僕の中でとても大切なもので、何か辛いことがあったり、しんどい時があったりしても、思い出すと大抵笑ってしまう。そんな時ちょっと父に感謝をするのだ。
文章にすると笑えないのだが、父に関するエピソードには、僕はすべらない自信があるので、また実際に皆さんに会った時にお話ししたいです。
また、メリシャカLIVEでは、若手僧侶、そして福間先生、木下明水さんのすべらない、有難いお話が聴けると思います!僕もとっても楽しみです。
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