短所は長所と裏返し!中学生の悩みを通して…
- 2012年10月14日(日) 文:asano
- 仏声人語
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メリシャカliveいよいよ告知されました!今年も、アーティスト、僧侶ともに超豪華な出演陣!楽しみですね。http://ms-live.net/さて、昨年のメリシャカliveで配布した資料に、キャラクターhttp://ms-live.net/?cid=27を使わせていただいた松山徳法寺の和田友紀さんから、お寺の新聞が届きました。
友紀さんは、数年前まで広島の中学校で国語の先生をされていましたが、縁あって松山のお寺に嫁がれました。先生をされている間は、やんちゃな生徒さんたちと、日々格闘されていたそうです。それが仏法を聞くようになってから、生徒との接しかたも大きく変わったとのこと。
その友紀さんのコラム。紹介させていただきます!
長所は短所と裏表!中学生の悩みを通して…以前、新聞の投稿蘭に「欠点ばかりで取りえがない」という中学生の悩みが載っていました。「容姿がきれいではない、勉強も運動もできない、性格も控え目な方で口数が少ない…といった欠点ばかり。こんな自分が嫌いでたまらないはずなのに、かわいくてかわいくて仕方がないのです。」といった内容でした。
皆さんなら、彼女に何と声をかけますか?もし彼女に会えたなら、「あなた、いいところたくさんあるじゃない!!」と伝えたいと思います。
彼女は「どこが??」と思うかも知れませんが…。
具体的にどこがいいところか―
―それは、この投稿の文章そのものです。自分の心を深く、正直に見つめ、それを読む人にわかるように書くことは、難しいことです。そのうえ彼女は、自分の性格が「口数が少なく控えめ」であることについて、「私は、傷つくのがこわくて自己防衛をしているだけです。」と自分を分析しています。自分の心を客観的にみることができるという点もいいところです。
別の見方をすると、果たして口数が多く、上手にしゃべることばかりがいいことなのか、というとそうでもありません。学校教育の中では自己主張をし、活発にコミュニケーションをとれることに重点を置く傾向にありますが、実は、「だまって聞く」「静かにうなずく」ことが、人間同士のかかわりあいには大切なこともあるのです。
彼女は、口数が少ないことで、相手の思いを聞き、受け止めるという、すばらしい素質を秘めているかも知れませんよね。
長所も短所も、コインの裏表のようなもの。それなのに、人はわずかな部分だけを見て、それだけで判断し、全体を見失う。まして、自分のことは、自分が一番よく知っている、なんて嘘です。自分は、自分自身のことすら、一部しか知りません。仏さまの目を通して見るしか本当の自分は見えてこないのです。
自分のことを「ここもダメ、あそこもダメだ」と感じることがあったら、それは裏返すと、自分のいいところになるかもしれませんね。
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