謹賀新年。災後日本。

謹賀新年。
あたらしい一年の始まりを迎えることができて、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。

私は、久しぶりの投稿です。

あの3・11以降、いろいろな話を聞き、いろいろな立場の人と接しています。

あれやこれやと、自分が感じること、考えたこと、失敗したこと、政策や支援策を語る。でも、最後には、いつも「難しい・・・難しい問題ですね・・・」という言葉になります。

何が難しいか。
ひとつには、正しい答えがわからないから。
どうしたらよいのか、どこにも即効性のある回答はなく、先例もない。

だけど、一日一日、これでいこうとひねり出した方向性に向かって、今できることをコツコツをやっていくしかないということは、きっと誰もが、わかってはいるはずです。

どこで暮らしていても、どんな立場にいても、どんな背景であっても、それは同じ。

あちらを立てればこちらが立たず。あれはちがうこれはちがう、本来ならこうあるべき、という批判合戦に。挙句の果てには、あの人の「人間性」が問題だ、という個人批判・人格否定になっていく。

ちなみに、この、「人間性が問題」っていう思考回路は、すごく都合がよくて、自分は絶対に悪者にならずにすむ、最終的であり絶対的な「いいわけ」だと思います。
私もこのループにはまってしまって、たくさんの人を傷つけてきました・・・。・・・反省しきり。


さて、私たちには、震災以降、気がついたことや疑問に感じたこと、いっぱいあります。

きっと、共通するのは「このままでいいわけがない」という危機感。それを打開するために、いろいろな手段があるでしょう。
それは違うんじゃないの?って疑問に感じることもいっぱいあると思う。「理解できない!」って憤ることもあるかもしれない。

だけど、それでは何も始まらない。生まれない。変わらない。

物事の一面だけ、もしくは自分が見たことだけを正しいと思うのではなく、自分の考えと違う局面に立った時、どうしてこのひとはこんな風に思うのだろう?と興味を持ちたいな、と思います。

こちらが自分のものさしで正しいと思うのと同じように、相手もそう。相手には相手の判断基準があるはずで、それを聞けば、全く理解できないわけではないかもしれない。そういう「対話」こそがよりよい関係性と未来を生むのだ、とお釈迦様の言葉で教えられます。

「人のおもいは何処へもゆくことができる。
されど、何処へおもむこうとも、
人はおのれより愛しいものを見出すことはできぬ。
それと同じく、ほかの人々も自己はこの上もなく愛しい。
されば、おのれの愛しいことを知るものは、
他のものを害してはならぬ」  (相応部経典)


災後日本。
そして、超高齢少子化による経済の先行き不安とか原発問題とか健康被害問題とか、社会保障とか問題は山積。どんな環境が待っているか、わからない。

だけど、貨幣経済だけが経済でないように、長寿健康イコール幸せではないように、名声イコール成功ではないように、ライフプランや人生設計通りにいかないのが人生。

だったら。
自分の人生のそのままを受け止めて、愛し泣き笑いして生きてゆける未来を一緒に創りたい。

・・・というよりは。
その未来は、すでに私の中にあるんだよね。
もちろん、あなたの中にもね。

2013年の始まり、それぞれの場所で生きる皆様に、想いを込めて。
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