お坊さんに聞いてみよう4(メリシャカメンバーのこたえ:るる)
- 2013年04月16日(火) 文:るる
- 仏声人語
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・こどもを守りたい、こどもを守るにはどうしたらいいのか(PNシルバ)
・未来を担う子どもたちに今一番伝えたい、教えていかなければいけないことは何ですか?(てんてこまい)
・幸せとは?今は幸せです(ツライこともあったり、全てが満足ではないですが)が、将来のことを考えていくと幸せって何だろうと思い(感じ)ます。(PNあっこ)
・将来、幸せになれるか不安です。どうすれば自分の幸せを見つけられますか?(PNしおり)
子どもたちを守りたい。
この思いは多くの人が共感できる気持ちだと思います。
子供のいる人であればなおさらですよね。
東日本大震災があって原発事故が起きて、これまでの価値観がひっくりかえったように感じた人々は多いし、「まさかこんな人生になるなんて」と思う人々がたくさんたくさん生まれたのだ、と言えると思います。
いったいこれから日本はどうなるんだろう、子どもたちの健康は・・・?将来は・・・?
考えると、どんどん悲観的になってしまうのも無理からぬことだと思います。
でも、いつの時代も、人は予期せぬことに対峙し、思い通りにならないことと向かい合い、悲嘆にくれながら、それでもひとりひとりの人生を歩き、いのちを紡いできました。
今、子どもたちを守りたい、と思うのと同時に、困難を糧にする力を身に着けてほしい、と願います。
自分の人生に困難が降りかかっても、誰かや何かのせいにするのではなく、そこから始まる新たな人生を引き受けて、生きていく力です。
そのために、大人は何ができるのか。
私がしなければならないことは何か。
それはやっぱり、自分自身がそういう生き方をすること。
それから、悩んだり悲しんだり苦しんだりするときに、心置きなくそれができる環境を、社会を作っていくことではないかと思います。
互いが互いを非難しあったり、足を引っ張り合ったり、自己正当化をする材料を探して溜飲を下げたり、自分と意見の違う人を嘲笑し罵倒しているような世の中では、子どもたちの育ちが守られるはずがありません。
仏教は、人生とはそもそも苦であると説きます。
その、そもそもの設定に気づくことで、生きていくための知恵と勇気をいただき、仲間と苦難を分かち合うことができます。
苦であるはずの人生の中で、時に訪れる素晴らしい出会いに感謝の気持ちが生まれます。
ひょっとしたら、それを感じることのできる心持ちのことを、幸せと呼ぶのかもしれない、と思います。
困難な時代に生きるかもしれない子どもたち。
その子どもたちが「今、幸せだ」と感じることのできる心を育てていくことも、私たち大人の使命ではないでしょうか。
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