お坊さんに聞いてみよう9(メリシャカメンバーのこたえ:るる)
- 2013年05月04日(土) 文:るる
- 仏声人語
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最近新興宗教の勧誘をよく受けます。(路上、自宅玄関)どう対処すればよろしいですか?(PN考えのない葦)
これ、経験ありますよね。
寺の庫裏(くり:家族が住むところ)のほうまで、他宗の方が勧誘に来られたりしますしね。
私は18歳までは自坊で暮らしていたのですが、その時期は「あいつら馬鹿じゃね?」という腹立たしい気持ちがしていたものです。
大学生となって親元を離れたら、路上での勧誘に遭遇しました。
田舎から出てきた私は、イケメンの外国人2名に話しかけられてドギマギするわけですが、勧誘ということはよくわかったので
「あ、私、 buddist…」と言ってみたわけです。
そうすると、にっこり爽やかに笑って、去って行かれました。
中年男性の時は、「あ、私は仏教徒なんで」と言うと、「そう!それはよかった!!」と言ってくれました。(笑)
でも、血気あふれる哲学科の大学生には好戦的なひとがいるもので、勧誘に来たら必ず討論を仕掛ける、という男子もいました。「おっさんを論破したった。そんな半端な知識でオレ様を勧誘するなんて」とニヤニヤしてたりね。
その後、23歳で得度したので、そこから先は「私は浄土真宗の僧侶なので」とお断りします。それでもずるずる引っ張られるようなことは経験がありません。
哲学科の彼のように、話をしてみたい聞いてみたい喧嘩してみたい(笑)というのなら別ですが、嫌だと思う場合は、「私には必要ありません」と毅然とお伝えするのが一番ではないでしょうか。
相手も、伝道修行の一環でそれをやっているはずなので、断わられてもそれまた修行のうち、という精神でおられると思います。悪いな、と思わなくても、その人への礼儀を忘れなければ、つまり普通にしゃべれば大丈夫。
仏教徒であるということは、僧侶であるということとは違って、何宗の所属であるとかどこぞのお寺の檀家・門徒であるとか、寄進をしているとかそういうこととは全く関係がなく、お釈迦様の教えを聞きたい、聞いてちょっとずつでも実践したい、と思うことから始まると思います。
メリシャカライブに来ていただいて、お経や法話を聞いていただいていかがでしたか?
なかなかいいな、もっと聞きたいなと思ってくださったなら、「仏教徒ですから」とお答えになっても大丈夫だと、私は思いますよ。
質問者さんはきっと、話しかけやすそうな雰囲気を持っていらっしゃるのでしょうね。
でも、そういう方が毅然とにっこりと、「必要ありません、仏教徒なので」とおっしゃる姿は、きっと素敵だと思います^^
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