本堂建設しちゃった 準備篇Α攫餔媾颪鯒柯曄

2015年元旦。毎年と同じように年が明けた。うちでは大晦日の午後11時半からお勤め→45分から除夜の鐘をつき始める。
ありがたいことに、うちのお寺では毎年400人前後の方が参拝される。規模の大きいお寺という訳ではなく、地域のお祭りのような寄り合いの場のようなところになっているためだ。
この本堂で年末年始のお勤めをするのは最後かぁ。

1月半ば。いよいよ皆さんにお願いする懇志について始動開始する。

本堂建設委員、地区委員の方に集まってもらう。うちのお寺では毎月寺報(会報誌)を発行していて、町内の門徒さんが密集している地区では、郵送ではなく、その地区の係の方に配って頂いている。その係の方を地区委員と呼んでいる。


その方々に懇志の事前申し出額を提出してもらう手はずを説明する。


本堂建設の趣旨書・申し出額申告書・返信用の封筒を入れたものを地区別にまとめてある。それを地区の建設委員が1軒1軒説明して配る→同封の返信封筒に申告書を入れて各人で投函(2月末締切)。
地区委員さんに集まってもらったのは、直接配る訳ではないが毎月会報誌を配ってくださるので、本堂建設について地域で話をする機会が多いからだ。このような大規模な事業は情報が間違って流れたり、賛否の井戸端会議があちこちで起こる。そこで正しい情報を伝えて欲しいという思いからである。

地区委員さんは「え?私たちが配るの?」という反応もあったが、そうではなく、建設委員が配るが、お申し出について・建設金額・懇志額のことを正しく知ってほしいということを伝えるとホッとした顔もされていた。


それにしても、ここに集まってくださる方々は本当に建設に前向きな方々だ。(お寺では否定的な表情を見せないだけという見方もできるが)

建設委員さんだけでは配布作業が追いつかない地区はボクと父親も分担して配る。ボクが配布したところでは、会報誌にて建設情報を毎月のようにお知らせしているので、話が早いお宅が多い。あとはお申し出の方法を説明するくらいだ。


懇志額をあらかじめ申し出てもらう形式を取ったが、申し出には極端なことを言うと「0回答」というのもありうる。0回答とは、経済事情などで懇志が厳しく「不可能」ということだ。それでも回答してもらい、懇志の予想額を算出していく。逆に反応がないと試算ができない。
配布を始めてから数日。続々と封筒が届く。ありがたいなぁ。すぐに反応してもらえるなんて。


もっとびっくりしたのは申し出申告書とともに懇志を持ってきてくださる方がおられたことだ。

まだ契約どころか、図面の全容も確定していない状況なのに・・・。

締切の2月末。大半のお宅に提出していただいた。あとは忘れているのでは、と思われるお宅も。なのでお会いした時やお伺いハガキで返事を待つ。


この提出していただいた内容をエクセルで一覧にしていく。そうすると、提出・未提出や懇志額がすぐ分かり、対応しやすくなる。ただ、これは門外不出。当たり前ではあるが、誰がいくらの懇志をされるのかは門徒さんには一切公表はしない。プライベートなこと、特にお金に関わることなので守秘義務に当たる。

守秘義務、これはお寺としてはとても重要なことである。誰かが亡くなった時、身内のみで葬儀をしたい、法事で呼ばれる呼ばれないという基準。また、家庭内の他人には話せないこと。親戚内の確執。などなど外へは出してはいけない情報がしばしば入ってくる。過去帳の閲覧もそれに当たる。
そんなことから、ボクと父親だけが懇志額を閲覧できる状態にしておいた。

ロケットスタートしたようにも思えるが、喜んでばかりもいられない。まだ契約もしていない、スタートラインにも立っていない状態なのだ。さぁ進めていかなければ!
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