本堂建設しちゃった 準備篇А攘戚鵑妨けて】

2015年2月末。申し出額申告書の締切日。それまでにほとんど提出していただいていたので、締切間近になるとポツポツ届くくらいになってきた。

出し忘れもあるだろうからと、3月初旬まで待って一応の締切とした。そこからエクセル入力の追い込み。自分だけでは入力ミスあるかもしれないので、家族にプリントアウトしてはチェックしてもらう、それを繰り返した。

ここで常任委員の会計さんや委員長・副委員長との相談を頻繁に行う。まだ未提出の方にいかにして申し出額申告書を出してもらうか。懇志ムリの「0回答」も含め、支払計画のために何としてでも提出率100%目指そうとした。
それ以降、未提出の方とお会いすることがあれば、何となく「申し出どうですかぁ〜??」と聞いてみる。懇志はお気持ちでのことであるから、強くは言えないため、そのような口調を心がける。

その結果、お寺のある盆地内では98%ほど、それ以外の離れた地域も含めた全門徒さんでは96%の回答を頂いた。特に離れたご門徒さんとは、お寺とのお付き合いの度合いがいろいろであるため、回答いただけないこともある。ただ、毎月毎月会報誌でお伝えはしているので、状況は伝わっているはず。


4月。定例の門徒総会がある。そこでは今までの進捗状況といつごろ正式契約するのか、ということを伝えなければならない。
法要の合間をぬって行うので、前日までの準備、当日は法要と総会準備でバタバタ。でもここで門徒さんに一丸となって本堂建設を進めていこう!ということを強調する必要がある。そしてご懇志(申し出)のお礼も。

総会開始。
まずはお辞儀ではなく、その倍以上の角度で頭を下げる。「皆さま、ご懇志・お申し出をいただきありがとうございました。予定の金額に達しそうですので、このままの計画で進めさせていただきます。」

ホントお礼に尽きる。だって、みなさんの気持ちでここまでの金額が集まったのだ。金額的にはけっして楽な金額ではない。それぞれの中でお寺のためなら、とご提示くださった。それだけでホントありがたい・申し訳ない・頑張るという気持ちになる。

「今のところ契約は5月中を予定しています。あと、本堂がいつごろまで使えるか(いつ解体するか)ですが、業者さんのお話では契約後2〜3か月ほど市への確認申請があるのでそのあとになります。今のところ6月までは使用できます。」

質問も出る。
「この総額予定価格を上回ることはないよね?(2回目の懇志募集はしないよね?計画通りにできるよね?という意味で)」「大丈夫です。ご安心ください。業者さんからは提示してもらっている額は、経験上最大でのものですので」
「引っ越し作業ありますよね?それ手伝いますので言ってください!」「あ、ありがとうございます!!仏具以外はみなさんの協力が必要ですので、その際はお知らせします!」

門徒さんの関心の高さがうかがえる。逆に、その思いに応えるような本堂建設、有意義なお金の使い方をしないといけない。改めて住職という重責を感じた。


総会が終わったら契約へ向けての最終的な詰めの折衝となる。

契約書の文言・約款の確認・契約金額・支払い回数と各金額。

ボクはこういうことには完全な素人。「約款が見たいんだけど」「ヤッカン・・・!?」そこからである。常任委員の中にはいろいろな分野でお仕事されていて、こういうことにも詳しい方がおられる。とても心強い味方だ。
約款とは、契約書に付随しているもので、契約を遂行するのに、契約内容の取り決めが事細かに書いてある。これは契約の範囲内・これは契約外など。家電買っても特に見ることのない説明書のようなそんな思いで読んでいく。

もしトラブルになった時(ないのが理想だが)、約款に基づいて話をするのでこれは重要なのだ。

契約書の文言もこんなもんかなーと思ってたが、やはりそこも詳しい方から教えてもらう。発注者(うち)と受注者(業者さん)という言葉。請負者ではなく受注者ではないか。署名欄に保証人欄が要るのか要らないのか。
あとは契約書のその他特記事項にある文言の確認(仏具工事は別途工事・解体工事は別途など)。
これらの文言確認をFAXで何回も行き来しながら作り上げていく。

チョー高額だからそこまでこちらは言うけれど、業者さんからすると何度も何度も大変だったのでは。でも、一生に…いや何百年に1回のことだしそれは大目にみてくださいな。


契約まであと数日。ドキドキ。ドキドキ。
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