熱視線。

イタイ話・・・そういえば骨折したことがない、ということをまず思った。
割とスリムな方なのでポキッといきそうなものだが、案外しぶといらしい。

それは置いといて。
僕は普段からのほほーんと生きている印象を持たれがちである。
でもそれはある意味当っていて、楽観主義なのも合わさって、いたーい視線をもいたーいとも思わずに生きてきた気がする。

特に海外。

「旅の恥は掻き捨て」とはよく言ったもんで、まさにそれを地で行くようなことをよくやったものだ。


とある国のバスターミナルにて。

「○○行きのバスはどれ??てか、どれ?どれ?」

とその場で騒ぎ立てる1人の日本人。ただ通りがかっただけのおっちゃんに詰め寄る日本人。
怪訝そうな顔をされながらも、バスまで同行してくれて、さらにバスの運転手の人にまで「この日本人○○行きたいらしいからよろしく」
と言ったかどうかは分からないけれども、無事目的地まで行くことができた。

おそらく周りにいた人はまさにいたーい眼で僕を見ていたに違いない。

今思えば、物怖じしない青春だったような気がする。


いったいどんだけの世界の人々に迷惑かけてるんだろう。そう思うと愕然とした。
迷惑をかけながらも人々とつながっていく自分がいて、そしてみんながいる。

これからもいろんな人に迷惑をかけていくかもしれない。
旅行だけでなく、実生活でも迷惑をかけるかもしれない。
いや、すでに迷惑をかけているかもしれない。

それでも僕と接してくれる。

接してくれる・・・裏返せば見ず知らずの僕へのやさしさとも言えるだろう。
それを感じることこそ周りに対する感謝のココロなのだろう。

いたーいと思う視線が実は裏を返せばあたたかいココロなのかもしれない。
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