住職への道。Α攤能回 いよいよ当日】
- 2013年12月28日(土) 文:キッスィ
- 仏声人語
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今回で最後となる、住職への道。過去5回のは以下をどうぞ。
その
その
その
その
その
法要5日前、母親がぐったりと横になっていた。どうやら壊れたイスを台にして作業をしてたら、脚がはずれて落ちたらしい。頭を打ったから念のため病院に連れて行って欲しいと言うので送って行った。
数時間後、戻ってきたら頭はシャキッとしている。が、首と腕を結ぶ風呂敷がパッと眼に入ってくる。
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その
法要5日前、母親がぐったりと横になっていた。どうやら壊れたイスを台にして作業をしてたら、脚がはずれて落ちたらしい。頭を打ったから念のため病院に連れて行って欲しいと言うので送って行った。
数時間後、戻ってきたら頭はシャキッとしている。が、首と腕を結ぶ風呂敷がパッと眼に入ってくる。
骨折、しかも右手。
法要までの数日間は門徒さんたちともちつきや掃除などの準備が目白押し。婦人会の方々にいつも以上に助けてもらうことになってしまった。
前日。
ここまで準備してくると、あわてることもしなくなる。フツーにfacebookに返信する余裕さえあるし。なんて平穏な夜。逆に言うと嵐の前ということか・・・。
1日目。
朝から緊張する。法要を迎えたからではあるが、ちょっと違う緊張である。最初のお勤めでエレクトーンを演奏するのだ。
浄土真宗のお勤めの中で、時々ピアノやエレクトーン、雅楽の演奏に合わせて読経するものがある。それを今回することになり、その演奏を新住職キッスィ自らすることになったのだ。ていうか、自分から言い出したのだが・・・。
演奏は新住職、導師(リード役)は前住職という親子コラボは、明らかにオヤジの方が緊張していた。司会の「前住職の退任の法要でもある・・・」というアナウンスに続き、導師表白(法要の趣旨を読み上げること)になった途端、その場の空気が変わった。
そこの部分は演奏は入らず、導師の声のみが響く。その声が震えているのだ。それも次第に震えが多くなり、ピタッと止まる。号泣していた。43年住職としてやってきたことをいろいろ思い出したのだろう。
お勤めの間ほとんど演奏しっぱなしだったが、それに合わせてご住職さん方がお勤めされるのは、とっても気持ちいいものだ。
その後、演奏と一緒のお勤めは初めて聞いたけど、よかった〜と声をかけてもらう。そうそう、これが聞きたくてこのお勤めをしたんだ。
夕方、明日の稚児行列に参加する方へ衣装配布をする。保護者の方々が続々と集まり、衣装を受け取っていく。その時に、稚児衣装を初めて着るので、着付け指導も行った。子ども以上に親の方が興味津津で着付け方法に耳を傾ける。普段着物を着ることがないだけに右左の合わせ方なども熱心に聞いていた。
2日目。
朝から小雨。行列はできるのか・・・。
TVのデータ放送で雨雲の動きをチェックしながら、決行有無の決断をする9時を待つ。
9時。外は霧雨。データ放送ではこれからしばらくの時間は雨雲が途切れる予想が出ている・・・。迷っているうちに9時半に。
よし決行!外で行列やる!
そうと決めたら、関係各所に決行を連絡してすぐ準備。
行列を開始する門徒さんのお宅へ住職さんたちと急行。そこで読経して、いざ行列を整えていく。
住職は一番後ろなので、前の方は全く見えない。逆に言うと、先が見えないくらい行列が続いているということである。こんなにも参加してくださる方がいるなんて・・・。

約300メールをお寺まで歩く。その時、雨のことなど全く忘れていた。
沿道のあちこちから「住職おめでとう!」と声かけてもらう。この笑顔のままの時間がずーっと続けばいいのに・・・とさえ思った。
行列終わった直後、ザーッと雨が降り出す。おぉなんてタイミング。今日だけはここで雨降るの許す!

数年前から準備してきた2日間はあっという間に終わった。
これを経験して思ったのは、これは自分1人では絶対できないということ。周りの方々の支えがあってこそ実現したのであって、ボクの住職継職法要であるが、言うなれば門徒さんをはじめ「みなさんの法要」だったのだ。
これは終わりではなく、これからが始まり。うん、そうなのだ。終
法要までの数日間は門徒さんたちともちつきや掃除などの準備が目白押し。婦人会の方々にいつも以上に助けてもらうことになってしまった。
前日。
ここまで準備してくると、あわてることもしなくなる。フツーにfacebookに返信する余裕さえあるし。なんて平穏な夜。逆に言うと嵐の前ということか・・・。
1日目。
朝から緊張する。法要を迎えたからではあるが、ちょっと違う緊張である。最初のお勤めでエレクトーンを演奏するのだ。
浄土真宗のお勤めの中で、時々ピアノやエレクトーン、雅楽の演奏に合わせて読経するものがある。それを今回することになり、その演奏を新住職キッスィ自らすることになったのだ。ていうか、自分から言い出したのだが・・・。
演奏は新住職、導師(リード役)は前住職という親子コラボは、明らかにオヤジの方が緊張していた。司会の「前住職の退任の法要でもある・・・」というアナウンスに続き、導師表白(法要の趣旨を読み上げること)になった途端、その場の空気が変わった。
そこの部分は演奏は入らず、導師の声のみが響く。その声が震えているのだ。それも次第に震えが多くなり、ピタッと止まる。号泣していた。43年住職としてやってきたことをいろいろ思い出したのだろう。
お勤めの間ほとんど演奏しっぱなしだったが、それに合わせてご住職さん方がお勤めされるのは、とっても気持ちいいものだ。
その後、演奏と一緒のお勤めは初めて聞いたけど、よかった〜と声をかけてもらう。そうそう、これが聞きたくてこのお勤めをしたんだ。
夕方、明日の稚児行列に参加する方へ衣装配布をする。保護者の方々が続々と集まり、衣装を受け取っていく。その時に、稚児衣装を初めて着るので、着付け指導も行った。子ども以上に親の方が興味津津で着付け方法に耳を傾ける。普段着物を着ることがないだけに右左の合わせ方なども熱心に聞いていた。
2日目。
朝から小雨。行列はできるのか・・・。
TVのデータ放送で雨雲の動きをチェックしながら、決行有無の決断をする9時を待つ。
9時。外は霧雨。データ放送ではこれからしばらくの時間は雨雲が途切れる予想が出ている・・・。迷っているうちに9時半に。
よし決行!外で行列やる!
そうと決めたら、関係各所に決行を連絡してすぐ準備。
行列を開始する門徒さんのお宅へ住職さんたちと急行。そこで読経して、いざ行列を整えていく。
住職は一番後ろなので、前の方は全く見えない。逆に言うと、先が見えないくらい行列が続いているということである。こんなにも参加してくださる方がいるなんて・・・。

約300メールをお寺まで歩く。その時、雨のことなど全く忘れていた。
沿道のあちこちから「住職おめでとう!」と声かけてもらう。この笑顔のままの時間がずーっと続けばいいのに・・・とさえ思った。
行列終わった直後、ザーッと雨が降り出す。おぉなんてタイミング。今日だけはここで雨降るの許す!

数年前から準備してきた2日間はあっという間に終わった。
これを経験して思ったのは、これは自分1人では絶対できないということ。周りの方々の支えがあってこそ実現したのであって、ボクの住職継職法要であるが、言うなれば門徒さんをはじめ「みなさんの法要」だったのだ。
これは終わりではなく、これからが始まり。うん、そうなのだ。終
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