PNHとKTM 【総括】
- 2011年12月27日(火) 文:キッスィ
- 仏声人語
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長々と書いたがこれでシリーズ最終回。文才ないボクが書いたもので皆さんに伝わっているだろうか。そっちの方が不安である。いっそのこと写真だけにした方が・・・とも。
前回までの 銑はこちらへ。
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【ボンキリ僧王】
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─攜坊さんとのであい】
【大遠忌法要】
【カトマンズ観光】
今回の旅はこんなに書いたが7泊8日の弾丸ツアーであった。
やっぱり子どもの笑顔はどの国に行っても癒される。何枚かお気に入りの写真を。
ネパール・カトマンズの街角で出会った子 
カンボジア・愛センターの子
ネパール・ナガルコットの子
ネパール・ナガルコットでトレッキング中に出会った子
もうね、言葉は要りません。純粋さというか素直というか・・・。
カンボジアにしてもネパールにしても、決して裕福な国とは言えない。でもあの笑顔ができるのがなぜなんだろう。
物質的満足の幸せではなく、精神的満足の幸せ度は日本人よりもかなり高いのではないかと思った。
ブータンのような感覚だろうか。国民総生産(GNP)ではなく、国民総幸福(GNH)の政策を打ち出しているが、それにも通ずるのかもしれない。
詳細はtatsuyaさんのコラムや以前やったメリシャカナイツのコラムをご参考に。
以前、ボランティアについてベトナムでこんな話を日本人旅行者から聞いた。
「ボランティアは無理してやるものではない。余裕がある時に、余裕がある範囲ですればいいんだよ。」
その言葉は10年以上経つが未だに頭の中に残っている。
今回はボランティアというよりも子どもの喜ぶ顔が見たい、その思いが大きかったように思う。それにボランティア活動が付随したというか。
裕福でないだけに現実もある。ネパールで2つ悲しい現実を聞いた。
<間引く>
ナガルコットでトレッキングしている時にガイドさんから聞いた話である。女性は結婚する時に男性の家へ結納金(日本とは逆)を持っていかなくてはならない。
子どもに女の子が多いと、将来的に結納金の額が増えていく。月収数万なのに、結納金は何十万にもなるそうだ。そうなるととても払えないので、生まれてくる子が女の子だと知ると間引くことが今でも起こっているそうだ。
隣接するインドのビハール州では、間引きによって男女比が極端になり、結婚できない男性が増えている。
<人身売買>
日本に留学していた方から聞いたことである。年間5〜7000人もの少女がインドに人身売買で連れていかれている。ネパールが内戦状態だった時、地方ではマオイストという反政府系が制圧していて、男性は村を出るかマオイストを支持するかの二択しかなかった。
そして男性の多くが村を出た後は女性ばかりが残ったが、生きていくため・貧困の生活脱出のためにカトマンズに出てくる人が多かった。しかし田舎から出てきたばかりの女性は、言葉巧みに乗せられ最終的にはインドやタイなどに飛ばされるそうだ。
その負の連鎖を無くさない限りこの現実は無くならない・・・。
笑顔の根底にはそんな現実もあったのか・・・。唖然とする。「生きる」ということの厳しさ・強さを感じずにはいられない。
それを聞いて、僧侶として自分に何ができるのか、何をしていくべきなのか、そんなことを考えさせられた8日間だった。
ただの観光だけでは聞けないことを今回いろいろ聞けた。いろいろな現実を知ってもらえたら自分としては幸いである。(完)





